子どもと家庭を対象とした総合評価票の開発に関する研究

文献情報

文献番号
200400417A
報告書区分
総括
研究課題名
子どもと家庭を対象とした総合評価票の開発に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
菅原 ますみ(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科)
研究分担者(所属機関)
  • 網野 武博(上智大学文学部社会福祉学科)
  • 荻野 美佐子(上智大学文学部心理学科)
  • 加藤 則子(国立保健医療科学院生涯保健部母子保健室)
  • 本城 秀次(名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター)
  • 猪子 香代(東京都精神医学研究所児童・思春期部門)
  • 伊藤 順一郎(国立精神・神経センター精神保健研究所 社会復帰相談部)
  • 宇野 彰(筑波大学大学院人間総合科学研究科)
  • 菅原 健介(聖心女子大学文学部人間関係学研究室)
  • 戸田 まり(北海道教育大学札幌校)
  • 酒井 厚(山梨大学教育人間科学部学校教育講座)
  • 金子 一史(名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 子ども家庭総合研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成16(2004)年度
研究費
18,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究の目的は、乳児期から青年期までの子どもの発達と心身の健康および子どもを取り巻く環境に関する総合評価票の開発である。従来の発達評価は乳幼児検診制度および就学前までが中心であった。発達初期の重要性は言うまでもないが、本研究では児童期・思春期・青年期の健全な発達にも注目し、乳児期から思春期を終えて心身ともに大人の入り口に到達するところまでをできるだけ一貫した視点で継続的に評価しうるような評価体系の開発を目指して実施された。評価の対象とした領域は、①子ども自身の現在と過去における心身の発達状況、②養育者の問題を中心とした家庭の状況、③近隣や学校などの保育・保健・教育機関などの地域の状況 の3領域である。
研究方法
 研究目的を遂行するために、以下の5つのプロセスを経て調査・研究を実施した:
1)文献研究→ 2)領域ごとの評価項目の検討 → 3) 子ども家庭総合評価票の試作 → 4)総合評価票試作版のモニター調査 → 5)調査データの解析と子ども家庭総合評価票および記入マニュアル・総括シートの・ャ
結果と考察
本研究では、最終的に児童相談所での使用を想定した5年齢段階(乳児期:0から23ヵ月、幼児期:2歳?就学まで、児童期:小学校1年?4年生、思春期:小学校5年生?中学3年生、青年期:中卒?18歳まで)計10版の子ども家庭総合評価票およびその記入マニュアル、各藩各版総括スコアシートを完成させた。
結論
今回の子ども家庭総合評価票は、児童相談所での使用をモデルとして作成を試みたが、その他の児童福祉施設などの専門機関あるいは子どもと家庭に対する相談援助活動を行う市町村の現場での利用も想定して基本的な枠組みを作成した。今後の部分的な改訂によってこれらの児童福祉施設や市町村、あるいは各種の教育施設での使用も可能になり、広範囲な福祉・保健・教育の現場での日常業務や研究的活動に資することができるものと考えられる。しかしながら、今回の開発研究は単年度作業であったためにその内容については質的にも量的にも十分とはいえない部分が多々あり、今後さらに精度の高い実践的なものへと改めていくことが必要である。

公開日・更新日

公開日
2005-06-23
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2006-02-03
更新日
-