医薬品添加物の安全性情報の活用に関する研究

文献情報

文献番号
200637057A
報告書区分
総括
研究課題名
医薬品添加物の安全性情報の活用に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
H18-医薬-一般-010
研究年度
平成18(2006)年度
研究代表者(所属機関)
戸部 満寿夫(日本医薬品添加剤協会)
研究分担者(所属機関)
  • 手島 邦和(日本医薬品添加剤協会 )
  • 木嶋 敬二(日本医薬品添加剤協会 )
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究
研究開始年度
平成18(2006)年度
研究終了予定年度
平成19(2007)年度
研究費
4,100,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究は平成15年から17年度までに構築した、医薬品添加物の安全性に関するデータベースを広く公表することにより、医薬品添加物の安全性に関する情報を、関連する機関の間で共有化して、医薬品の安全性確保に貢献することを目的する。
研究方法
安全性データベースを公表できる様に専門的な立場から検討を行う。  
1)各成分について公定書等との関連情報や根拠文献の整理など行う。
2)公表する資料において、各成分の安全性の表現の均質化と内容の充実化を図る。
3)ホームページ作成委員会の設置(利用者のニーズを把握)
4)データベースの掲載用のフォーマットを作成する。掲載用の言語である、htmlに書換える。
5)ホームページ上に収載するためのシステム設計、データベース収載の環境整備、アクセス動作性の検討などを行う。
6)検索機能を付加
結果と考察
研究結果
1)3年間で作成したデータベースの見直し
データごとに、「基」とした文献に記載されている数値との違いはないかの調査及び表現
が適切であるかを調べた。
2)見直しのための情報収集を行い各成分への付加情報として、医薬品での用途情報を付加す
ることとした。最大投与、局方改定による、変更された成分名の変更を行った。
3)HLML書換えのための準備と書換えを行った。
考察
1)本年度は、平成15?17年度に医薬品添加物の安全性データを公表するために、個々のデ
ータを、専門的な立場から記載内容の検討を行うことにより資料の精度を高めることができた。
2)データベースの公表にあっては、引用文献が明らかでない資料については掲載しないこととした。この方針により、掲載内容についての責任を明らかに出来ることになる。
3)インターネットの掲載においては、ページ上リンクを工夫することで利用、閲覧しやすくした。また検索機能を付加することによる便利さも向上した。
結論
結論
html変換したデータ数は320件、内、既に見直しが完了しているデータが127件、現在も見直しを行っているデータが57件。Web掲載にあたり、デザインや掲載するときの種々の「検索機能」「ページ戻り機能」「ページデザイン」「データを見やすくするための表の作成」などを進めることができた。

公開日・更新日

公開日
2007-04-09
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2010-09-08
更新日
-