発達障害者の病因論的考証及び疫学調査等に基づく実態把握のための調査研究

文献情報

文献番号
200606015A
報告書区分
総括
研究課題名
発達障害者の病因論的考証及び疫学調査等に基づく実態把握のための調査研究
課題番号
H18-特別-指定-028
研究年度
平成18(2006)年度
研究代表者(所属機関)
田中 哲郎(国立保健医療科学院生涯保健部)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
平成18(2006)年度
研究終了予定年度
平成18(2006)年度
研究費
2,700,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

行政効果報告

文献番号
200606015C

成果

専門的・学術的観点からの成果
国内外の発達障害に関する文献を系統的に収集、分類し、それぞれのテーマについて検討を加えた。発達障害の概念は近年大きく進歩が見られており、様々な診断や治療方法が試みられている。本研究では、これら発達障害の診断方法、治療その他の対処方法に関する既存の文献につき、系統的に収集整理を行ったことで、本分野における現状の全般的な把握が行えた。このことは、今後厚労省がすすめる発達障害関連施策を方向付けるための重要な情報となると考える。
臨床的観点からの成果
発達障害は近年進歩しつつある概念であり、臨床現場においてもそれぞれの医療機関等において独自の試みなどが行われている。発達障害の概念には様々なタイプの障害が含まれるが、それらのタイプ、また対象年齢などによっても対処方法は異なり、全体像を把握することが困難なのが現状であった。本研究は発達障害に関する様々な文献によるエビデンスを系統的に分類することにより、臨床現場における適切な診断・治療・その他の対処方法の選択に寄与すると考える。
ガイドライン等の開発
本研究は直接ガイドラインの作成を目途に実施されたものではないが、今後行政側で発達障害のガイドラインを作成する動きが始まった場合などには、有用な情報として活用されるものと考える。
その他行政的観点からの成果
現状把握のための調査研究であり、現時点で具体的な施策への反映を意図したものではない。
その他のインパクト
特段の発表等は実施していない。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
「出願」「取得」計0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2015-05-29
更新日
-