文献情報
文献番号
201433007A
報告書区分
総括
研究課題名
産学官連携研究の促進に向けた創薬ニーズ等調査研究
課題番号
-
研究年度
平成26(2014)年度
研究代表者(所属機関)
高柳 輝夫(公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団)
研究分担者(所属機関)
- 山下 剛一(公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団)
- 井口 富夫(公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団)
- 加藤 正夫(公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 厚生科学基盤研究分野 【委託費】 創薬基盤推進研究
研究開始年度
平成26(2014)年度
研究終了予定年度
平成26(2014)年度
研究費
74,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
本研究事業は、長寿社会における保健・医療・福祉に関する政策的課題解決に向け、先導的な研究成果の獲得を目指す。
研究方法
本年度は、3年計画の1年目として、1)医療ニーズ等に関する調査研究・情報提供、2)先端医療に係る規制動向調査研究、3)創薬推進のための調査研究、の3分担研究分野について調査研究等を実施した。創薬に資する多面的な調査研究を実施するため、各研究分担者を中心に研究協力者からなる調査班を構成し、調査対象分野の専門家からの聞き取り調査、アンケート調査を実施し、解析を行い調査報告書としてまとめた。
結果と考察
医療ニーズ等に関する調査研究・情報提供においては、これまで財団が過去4回にわたり実施してきた調査を踏まえ、60疾患についてアンケート調査による医療ニーズ調査を実施し、治療満足度、医薬品の貢献度ともに前回の調査より高くなっていることが明らかとなった。また、ロコモティブシンドロームの将来動向に関してアンケート調査と分析を実施し、報告書として取りまとめた。セミナーとして、うつ病のバイオマーカーや新たな治療ターゲット等、がんの免疫療法・分子標的薬等の治療戦略等について実施した。また、ワークショップとして再生医療をテーマに取り上げ、情報提供を行った。さらに、(独)国立がん研究センターの研究活動を医薬関連企業の研究者に紹介した。
先端医療に係る規制動向調査研究では、26年11月の再生医療に係る法令の施行等に関連した規制動向や関係業界の動向等を聞き取り調査により、報告書としてとりまとめた。
創薬推進のための調査研究では、がん等の難治性疾患―アンメットメディカルニーズをキーワードに欧米のベンチャー企業を含む医薬関連企業、研究・医療機関、ライフサイエンス関連行政機関等を訪問し、創薬技術・戦略に関する最新情報を入手した。また、国内のコホート研究機関を訪問調査し、各コホートがめざす研究目的や現状等について報告書として取りまとめた。
先端医療に係る規制動向調査研究では、26年11月の再生医療に係る法令の施行等に関連した規制動向や関係業界の動向等を聞き取り調査により、報告書としてとりまとめた。
創薬推進のための調査研究では、がん等の難治性疾患―アンメットメディカルニーズをキーワードに欧米のベンチャー企業を含む医薬関連企業、研究・医療機関、ライフサイエンス関連行政機関等を訪問し、創薬技術・戦略に関する最新情報を入手した。また、国内のコホート研究機関を訪問調査し、各コホートがめざす研究目的や現状等について報告書として取りまとめた。
結論
本年度は研究の初年度にあたること、また、厚生労働科学研究費補助金から厚生労働科学研究委託費へと運用が変更になり、調査研究体制と管理体制の構築を図るとともに、研究目的を踏まえた年次計画に従い、調査研究を実施した。
研究分担者においては、それぞれの研究課題について研究目的を達成すべく精力的に取り組んだ。研究成果は調査報告書にまとめ、政策提言を関係各所に提示するとともに、創薬に資するテーマを選定し、セミナー、ワークショップ等を開催し、情報提供を行った。
研究分担者においては、それぞれの研究課題について研究目的を達成すべく精力的に取り組んだ。研究成果は調査報告書にまとめ、政策提言を関係各所に提示するとともに、創薬に資するテーマを選定し、セミナー、ワークショップ等を開催し、情報提供を行った。
公開日・更新日
公開日
2015-04-22
更新日
-