新興・再興感染症研究事業の企画及び評価に関する研究

文献情報

文献番号
201028050A
報告書区分
総括
研究課題名
新興・再興感染症研究事業の企画及び評価に関する研究
課題番号
H20-新興・指定-019
研究年度
平成22(2010)年度
研究代表者(所属機関)
桐生 康生(国立感染症研究所)
研究分担者(所属機関)
  • 影山 努(国立感染症研究所 インフルエンザウイルス研究センター)
  • 谷 伸悦(国立感染症研究所 国際協力室)
  • 東 敏昭(産業医科大学 産業生態科学研究所)
  • 藤井 紀男(国立感染症研究所 企画調整主幹(前研究代表者))
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究
研究開始年度
平成20(2008)年度
研究終了予定年度
平成22(2010)年度
研究費
10,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の適切・円滑な実施と関連研究の総合かつ適時推進を図るため、新型インフルエンザ等新興・再興感染症等の研究に関する情報の収集および当該研究事業において実施される研究の企画・評価および研究実施の支援を行う。
研究方法
1.新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の企画・評価等の支援
 22年度新規公募研究課題に関して、
(1)評価委員会との連絡、情報共有等の実施
(2)研究協力者(プログラムオフィサー; PO)等による研究班会議への出席
(3)研究成果発表会の開催
を行った。
2.感染症研究に関する情報収集・情報発信
 国際学会参加等を通じて、感染症研究に関する情報を収集した。
3.研究の企画・評価等の支援方法の検討
 今後の研究の企画・評価、研究実施に対する効率的・効果的な支援方法について検討し、
(1)Webを用いた評価支援システムの開発
 開発環境としてLAMP(Linux, Apache, MySQL, PHP)を用いたシステムの開発
(2)疫学的方法論に基づく研究分類のレビュー
 疫学的方法論に基づく研究分類(研究デザイン)に関する文献レビュー
を実施した。

結果と考察
1.新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の企画・評価等の支援
(1)実施課題の評価
 1)研究の進捗状況の把握及びピアレビュー
 各研究課題の研究班会議に、本研究課題研究代表者及びプログラムオフィサーが分担して出席し、研究評価の参考資料としてレポートを作成した。
 2)研究成果の取りまとめ
全公募研究課題の研究代表者に対して成果概要の作成を依頼し、「研究成果の概要」として冊子を作成した。
3)成果発表会の実施
2年目及び3年目研究課題を対象に、研究成果発表会を実施した。
(2)新規申請課題の評価
新規申請課題について、評価委員によるヒアリングを実施した。
2.情報収集
 日中韓感染症対策シンポジウム等に参加し、感染症研究に関する情報を収集した。また、ベトナム、インドネシアにおける鳥インフルエンザに関する情報を収集した。
3.研究の企画・評価等の支援方法の検討
(1) 評価支援システムの開発
 Webを用いて評価を行う支援システムを開発した。
(2)疫学的方法論に基づく研究分類のレビュー
 疫学的方法論に基づく研究分類(研究デザイン)の概要をまとめた。
結論
本研究により確立した事前評価前の研究課題ヒアリング、中間・事後評価前の研究成果発表会、研究班会議へのPOの参加などにより、さらに適切な研究事業の実施に有効であると思料される。

公開日・更新日

公開日
2011-09-20
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2012-03-01
更新日
-

文献情報

文献番号
201028050B
報告書区分
総合
研究課題名
新興・再興感染症研究事業の企画及び評価に関する研究
課題番号
H20-新興・指定-019
研究年度
平成22(2010)年度
研究代表者(所属機関)
桐生 康生(国立感染症研究所)
研究分担者(所属機関)
  • 影山 努(国立感染症研究所 インフルエンザウイルス研究センター)
  • 倉田 毅(富山県衛生研究所)
  • 谷 伸悦(国立感染症研究所 国際協力室)
  • 中嶋 建介(国立感染症研究所 国際協力室)
  • 東 敏昭(産業医科大学 産業生態科学研究所)
  • 藤井 紀男(国立感染症研究所 企画調整主幹(前研究代表者))
  • 北島 智子(国立感染症研究所 企画調整主幹(前研究代表者))
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究
研究開始年度
平成20(2008)年度
研究終了予定年度
平成22(2010)年度
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の適切・円滑な実施と関連研究の総合かつ適時推進を図るため、新型インフルエンザ等新興・再興感染症等の研究に関する情報の収集および当該研究事業において実施される研究の企画・評価および研究実施の支援を行う。
研究方法
1.新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の企画・評価等の支援
 20年度から22年度の新規公募研究課題に関して、
(1)評価委員会との連絡、情報共有等の実施
(2)研究協力者(プログラムオフィサー; PO)等による研究班会議への出席
(3)研究成果発表会の開催
を行った。
2.感染症研究に関する情報収集・情報発信
 国際学会参加等を通じて、感染症研究に関する情報を収集した。
3.研究の企画・評価等の支援方法の検討
 今後の研究の企画・評価、研究実施に対する効率的・効果的な支援方法について検討し、
(1)Webを用いた評価支援システムの開発
 開発環境としてLAMP(Linux, Apache, MySQL, PHP)を用いたシステムの開発
(2)疫学的方法論に基づく研究分類のレビュー
 疫学的方法論に基づく研究分類(研究デザイン)に関する文献レビュー
を実施した。
結果と考察
1.新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の企画・評価等の支援
(1)実施課題の評価
  1)研究の進捗状況の把握及びピアレビュー
 各研究課題の研究班会議に、本研究課題研究代表者及びプログラムオフィサーが分担して出席し、研究評価の参考資料としてレポートを作成した。
  2)研究成果の取りまとめ
全公募研究課題の研究代表者に対して成果概要の作成を依頼し、「研究成果の概要」として冊子を作成した。
  3)成果発表会の実施
2年目及び3年目研究課題を対象に、研究成果発表会を実施した。
(2)新規申請課題の評価
新規申請課題について、評価委員によるヒアリングを実施した。
2.情報収集
 日中韓感染症対策シンポジウム等に参加し、感染症研究に関する情報を収集した。また、ベトナム、インドネシアにおける鳥インフルエンザに関する情報を収集した。
3.研究の企画・評価等の支援方法の検討
(1) 評価支援システムの開発
 Webを用いて評価を行う支援システムを開発した。
(2)疫学的方法論に基づく研究分類のレビュー
 疫学的方法論に基づく研究分類(研究デザイン)の概要をまとめた。
結論
本研究により確立した事前評価前の研究課題ヒアリング、中間・事後評価前の研究成果発表会、研究班会議のPOの参加などにより、さらに適切な研究事業の実施に有効であると思料される。

公開日・更新日

公開日
2011-09-20
更新日
-

行政効果報告

文献番号
201028050C

成果

専門的・学術的観点からの成果
感染症の専門家による研究評価を実施し、新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の総合的推進に貢献した。
臨床的観点からの成果
臨床研究ではないので特になし。
ガイドライン等の開発
特になし。
その他行政的観点からの成果
研究課題の評価などを通じて、新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業のより効果的・効率的な実施に貢献した。
また、本研究成果を厚生労働省に適宜情報提供し、第60回厚生科学審議会科学技術部会(平成22年10月13日開催)の議題「2 平成23年度厚生労働科学研究費補助金公募研究事業について」のうち、新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業に関して基礎資料を提供するなど、新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業の公募課題策定に貢献した。
その他のインパクト
特になし。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
「出願」「取得」計0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
1件
新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業のより効果的・効率的な実施に貢献した。
その他成果(普及・啓発活動)
1件
研究の成果発表を実施するとともに、当該資料を広く配布、公表した。

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2015-05-20
更新日
-

収支報告書

文献番号
201028050Z