未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究

文献情報

文献番号
201021072A
報告書区分
総括
研究課題名
未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究
課題番号
H22-循環器等(生習)・指定-020
研究年度
平成22(2010)年度
研究代表者(所属機関)
大井田 隆(日本大学医学部 公衆衛生学分野)
研究分担者(所属機関)
  • 尾崎米厚(鳥取大学医学部・環境予防医学分野)
  • 兼板佳孝(日本大学・医学部、公衆衛生部門)
  • 神田秀幸(福島県立医科大学・衛生学・衛生学)
  • 簑輪眞澄(群馬パース大学)
  • 鈴木健二(鈴木クリニック)
  • 樋口進(独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究
研究開始年度
平成22(2010)年度
研究終了予定年度
平成24(2012)年度
研究費
13,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
が国の中高生の喫煙及び飲酒行動の実態と関連要因を明らかにし、対策の評価と推進方策を検討する。わが国では、全国を代表するような調査対象の抽出方法を用いた調査はいままでに4度(1996,2000,2004,2008年)に実施されており、同様のサンプリングフレームワーク、調査方法にて2010年も全国調査で動向を明らかにする必要がある。
研究方法
全国学校総覧を用いて全国の中学校より134校、高等学校より110校を無作為抽出し、対象校に調査票を送付した。調査回答校の在校生徒全員を対象とした調査で、学校の在籍人数に比例して抽出確率を決める抽出方法であるため、この抽出方法は、1段クラスター確率比例抽出である。
 調査実施場所は教室内で、調査方法は、調査票による自記式無記名調査である。各学校の担任教師より調査票を配布して記入後、各生徒が糊付封筒に調査票を入れて、教師が学校分をまとめて、返送してもらった。調査内容は、喫煙・飲酒行動、ニコチン依存度、喫煙・飲酒行動の要因などであった。
結果と考察
調査票と調査結果は別添の通り。2011年2月9日現在で解析できる2010年調査では喫煙頻度では喫煙経験のある中学生男子;10.9%、高校生男子;20.6%、中学生女子;7.7%、高校生女子;12.6%で、現在の喫煙状況は中学生男子で「30日間で1日でも喫煙」;3.2%、毎日喫煙;0.8%、高校生男子で、「30日間で1日でも喫煙」;7.4%、毎日喫煙;3.4%、中学生女子で「30日間で1日でも喫煙」;1.8%、毎日喫煙;0.8%、、高校生女子で「30日間で1日でも喫煙」;3.8%、毎日喫煙;0.6%、であった。
結論
経年的に観察して(1996年、2000年、2004年、2008年)喫煙率は概ね減少していると考えられた。

公開日・更新日

公開日
2011-09-21
更新日
-

収支報告書

文献番号
201021072Z