医療機関外死亡における死後画像診断の実施に関する研究

文献情報

文献番号
201325064A
報告書区分
総括
研究課題名
医療機関外死亡における死後画像診断の実施に関する研究
課題番号
H25-医療-指定-011
研究年度
平成25(2013)年度
研究代表者(所属機関)
兵頭 秀樹(北海道公立大学法人 札幌医科大学 医学部 法医学講座)
研究分担者(所属機関)
  • 今井 裕(東海大学 医学部 専門診療学系 画像診断学 画像診断)
  • 池田 典昭(九州大学 大学院医学研究院 法医学分野)
  • 渡邊 智(北海道公立大学法人 札幌医科大学 医学部 法医学講座)
  • 高橋 直也(新潟大学 保健学科 画像診断)
  • 小熊 栄二(埼玉県立小児医療センター 放射線診断)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 地域医療基盤開発推進研究
研究開始年度
平成25(2013)年度
研究終了予定年度
平成26(2014)年度
研究費
4,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
・医療機関外死亡に対する死後画像診断を安全に実施するための基準を作成する。
・死後画像診断についての読影トレーニングシステムを作成し、地域格差のない全国的な実施に必要な具体策を提示する。
研究方法
・死後画像診断のための読影ガイドライン(案)を作成する。
・読影ガイドラインに則して実施に必要な知的財産の集積並びに学術集会での研修会開催を行う。
結果と考察
・読影ガイドラインとして28項目を選定し、各項目に関する文献検索並びに推奨基準をあきらかにしたガイドラインの作成を進めている。現在までに6項目の初稿が乳香され、残りは平成26年2月22日開催(予定)のガイドライン会議で討議される。
・知財集積については、184文献(平成25年12月現在)のPDFをクライド管理し、ガイドライン作成に利用している。上記読影ガイドラインはクラウド静にupの後、パブリックコメントの聴取・修正を行う予定である。
・学術集会での研修会については、Ai学会並びに救急医学会にて死後画像診断ワークショップを開催した(参加者は各々180名・50名)。
・平成26年度にはガイドライン(平成26年度版)が完成予定である。
・トレーニングプログラム(e-learning)コンテンツは上記読影ガイドラインに則した内容となるよう現在事例収集中である。
5.考察  
・ガイドラインの発表のためには製本が必要であり、平成26年度以降の更新についても今後計画が必要と考えられる。現在日本医師会との協議の場を設定し、協力を要請することとしている。
・e-learningのデータ更新に関して、日本医師会との協議の際に提案し協力を要請することとしている。
・ガイドラインは数年後に改定される必要があり、今後も継続的な研究が必要と考えられる。
結論
当初計画通り進んでおり、研究期間終了後も本研究結果の継続的な活用について検討を行う必要がある。

公開日・更新日

公開日
2015-06-09
更新日
-

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2015-06-09
更新日
-

収支報告書

文献番号
201325064Z