文献情報
文献番号
201222027A
報告書区分
総括
研究課題名
未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究
課題番号
H22-循環器等(生習)-指定-020
研究年度
平成24(2012)年度
研究代表者(所属機関)
大井田 隆(日本大学医学部 公衆衛生学分野)
研究分担者(所属機関)
- 尾崎米厚(鳥取大学医学部環境予防学)
- 兼板佳孝(大分大学医学部疫学・公衆衛生学講座)
- 神田秀幸(横浜市立大学医学部社会医学予防教室)
- 鈴木健二(鈴木クリニック)
- 樋口進(国立病院機構久里浜医療センター)
- 谷畑健生(国立保健医療科学院)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究
研究開始年度
平成22(2010)年度
研究終了予定年度
平成24(2012)年度
研究費
10,400,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
わが国の中高生の喫煙及び飲酒行動の実態と関連要因を明らかにし、対策の評価と推進方策を検討する。健康日本21(第2次)の中間評価の評価指標を提出する。そのために、喫煙及び飲酒行動に関連する環境要因調査、喫煙及び飲酒を取り巻く新たな問題の調査を実施する。
研究方法
全国学校総覧を用いて全国の中学校より140校、高等学校より124校を無作為抽出し、対象校に調査票を送付した。調査回答校の在校生徒全員を対象とした調査で、学校の在籍人数に比例して抽出確率を決める抽出方法であるため、この抽出方法は、1段クラスター確率比例抽出である。
2012年調査は9月に対象校の抽出し、10月初旬、調査の依頼、調査票送付をした。対象中学校の140校のうち調査に12月末までに回答し、1月20日まで入力した学校22校、高校124校のうち、回答した18校で、21,846名(有効回答数20,809名)の回答があった。
2012年調査は9月に対象校の抽出し、10月初旬、調査の依頼、調査票送付をした。対象中学校の140校のうち調査に12月末までに回答し、1月20日まで入力した学校22校、高校124校のうち、回答した18校で、21,846名(有効回答数20,809名)の回答があった。
結果と考察
調査票と調査結果は別添の通り。2013年2月9日現在で解析できる2012年調査では喫煙頻度では喫煙経験のある中学生男子;7.7%、高校生男子;12.9%、中学生女子;5.5%、高校生女子;7.5%で、現在の喫煙状況は中学生男子で「30日間で1日でも喫煙」;2.3%、毎日喫煙;0.6%、高校生男子で、「30日間で1日でも喫煙」;4.3%、毎日喫煙;1.6%、中学生女子で「30日間で1日でも喫煙」;1.3%、毎日喫煙;0.4%、、高校生女子で「30日間で1日でも喫煙」;2.9%、毎日喫煙;0.7%、であった。経年的に観察して(1996年、2000年、2004年、2008、2010年、2012年)喫煙率は概ね減少していると考えられた。
飲酒頻度では、現在の飲酒状況は中学生男子で「30日間で1日でも飲酒」;7.2%、毎日飲酒;0.2%、高校生男子で、「30日間で1日でも飲酒」;12.4%、毎日飲酒;0.0%、中学生女子で「30日間で1日でも飲酒」;26.0%、毎日飲酒;0.3%、、高校生女子で「30日間で1日でも飲酒」;44.8%、毎日飲酒;0.8%、であった。経年的に観察して(1996年、2000年、2004年、2008年、2010年、2012年)飲酒率は概ね減少していると考えられた。
飲酒頻度では、現在の飲酒状況は中学生男子で「30日間で1日でも飲酒」;7.2%、毎日飲酒;0.2%、高校生男子で、「30日間で1日でも飲酒」;12.4%、毎日飲酒;0.0%、中学生女子で「30日間で1日でも飲酒」;26.0%、毎日飲酒;0.3%、、高校生女子で「30日間で1日でも飲酒」;44.8%、毎日飲酒;0.8%、であった。経年的に観察して(1996年、2000年、2004年、2008年、2010年、2012年)飲酒率は概ね減少していると考えられた。
結論
中高生の飲酒率、喫煙率も順調に減少している。
公開日・更新日
公開日
2013-05-28
更新日
-