自己免疫疾患に関する調査研究

文献情報

文献番号
202310046A
報告書区分
総括
研究課題名
自己免疫疾患に関する調査研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
23FC1017
研究年度
令和5(2023)年度
研究代表者(所属機関)
渥美 達也(国立大学法人北海道大学 北海道大学病院)
研究分担者(所属機関)
  • 天野 浩文(順天堂大学医学部)
  • 石井 智徳(東北大学病院 臨床研究推進センター)
  • 河野 通仁(北海道大学 北海道大学病院 リウマチ・腎臓内科)
  • 武井 修治(鹿児島大学 医学部 保健学科)
  • 花岡 洋成(慶應義塾大学 医学部 リウマチ・膠原病内科)
  • 村島 温子(国立研究開発法人国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センター)
  • 保田 晋助(北海道大学大学院 医学研究科)
  • 山岡 邦宏(北里大学 医学部)
  • 湯澤 由紀夫(藤田保健衛生大学医学部腎内科)
  • 藤本 学(国立大学法人大阪大学 大学院医学系研究科)
  • 川口 鎮司(東京女子医科大学 膠原病リウマチ痛風センター)
  • 五野 貴久(日本医科大学大学院医学研究科 アレルギー膠原病内科学分野)
  • 小林 一郎(北海道大学大学院医学研究科小児科学分野)
  • 神人 正寿(熊本大学医学部皮膚科形成再建科)
  • 杉江 和馬(公立大学法人奈良県立医科大学  脳神経内科学)
  • 中嶋 蘭(笹井 蘭)(京都大学大学院医学研究科内科学講座臨床免疫学)
  • 西野 一三(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所疾病研究第一部)
  • 川上 純(国立大学法人長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科先進予防医学共同専攻)
  • 内野 裕一(慶應義塾大学 医学部)
  • 太田 晶子(埼玉医科大学医学部公衆衛生学)
  • 篠崎 和美(根来 和美)(東京女子医科大学 眼科)
  • 高橋 裕樹(札幌医科大学医学部消化器・免疫・リウマチ内科学講座)
  • 坪井 洋人(筑波大学 医学医療系 膠原病リウマチアレルギー内科学)
  • 冨板 美奈子(独立行政法人国立病院機構下志津病院 臨床研究部)
  • 森山 雅文(九州大学 歯学研究院)
  • 中村 英樹(日本大学医学部内科学系血液膠原病内科学分野)
  • 正木 康史(金沢医科大学 血液免疫内科学)
  • 田中 良哉(産業医科大学 医学部 第1内科学講座)
  • 伊藤 保彦(日本医科大学 医学部)
  • 亀田 秀人(東邦大学 医学部 内科学教室 膠原病学分野 (医療センター大橋病院 膠原病リウマチ科))
  • 桑名 正隆(日本医科大学 大学院医学研究科 アレルギー膠原病内科学分野)
  • 藤井 隆夫(和歌山県立医科大学附属病院 リウマチ・膠原病科)
  • 藤尾 圭志(東京大学医学部附属病院  アレルギーリウマチ内科)
  • 室 慶直(名古屋大学 大学院医学系研究科)
  • 森 雅亮(国立大学法人東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科)
  • 三村 俊英(埼玉医科大学 医学部 リウマチ膠原病科)
  • 岡本 奈美(大阪医科薬科大学医学部医学科  小児科学)
  • 金子 祐子(慶應義塾大学 医学部)
  • 川畑 仁人(東京大学医学部附属病院 アレルギー・リウマチ内科)
  • 清水 正樹(金沢大学附属病院 小児科)
  • 杉原 毅彦(東京都健康長寿医療センター 膠原病リウマチ科)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 難治性疾患政策研究
研究開始年度
令和5(2023)年度
研究終了予定年度
令和7(2025)年度
研究費
30,770,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究では、主要な全身性自己免疫疾患である、原発性抗リン脂質抗体症候群(PAPS) (疾患番号48)、全身性エリテマトーデス(SLE)(同49)、多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)(同50)、混合性結合組織病(MCTD)(同52)、シェーグレン症候群(SS)(同53)、成人スチル病(ASD)(同54)、若年性特発性関節炎(JIA)(同107)の7疾病に関し、1)診断基準や重症度分類の検証と改訂、国際分類基準の検証、及び関連学会承認獲得、2)診療ガイドライン(GL)の策定と改訂、関連学会承認獲得、3)臨床個人調査票の解析や検証を通じた指定難病データベース構築への協力、4)早期診断や診療施設紹介のための自己免疫疾患難病診療ネットワークの構築、5)難病プラットフォームを利用した疾患レジストリの確立、6)レジストリを活用したAMED実用化研究事業との連携、7) 血管炎班との共同で行うシステマティックレビュー担当者の育成、等を小児・成人一体的に行うことを目的とした。
研究方法
多臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患を小児・成人まで一体的に政策研究するため、膠原病内科、小児科、腎臓内科、神経内科、皮膚科、眼科、口腔外科における専門家が参画し全日本の研究組織を形成した。本研究班で担当する指定難病7疾患を、PAPS/SLE、PM/DM、MCTD、SS、ASD/JIAの5分科会に分け、それぞれ渥美、藤本、田中、川上、森が分科会長を務めた。研究代表者の渥美は「分科会長会議」を適宜主催し、各分科会活動を調和させつつ統括して進捗を把握した。各分科会分担者は、所属分科会での研究を行う他、他分科会長の要請に応じて所属外の分科会でも研究に参画し、縦断/横断自在な研究体制を担保した。また各分科会から2-4名を選抜し、難病プラットフォーム活用戦略チームを構成し、難病プラットフォームへの登録疾患ベースを利用して実用化研究の推進を図り、将来的に蓄積したデータを活かすことで診療体制の整備に結び付けることとした。
結果と考察
該当7疾病に関し、上記の目的の項で示した7項目の吟味・実現を目指して研究し、良好な成果が得られた。特に、これまで研究班全体の優先検討事項と考えていた、難病プラットフォームを利用した疾患レジストリの確立については、開始後登録症例が約1年間で100症例に達し、今後の疫学研究・AMED研究と連携した病態研究・新薬研究に資する情報・資料を提供できる枠組みが徐々に構築できつつあると考えている。加えて、4)早期診断や診療施設紹介のための自己免疫疾患難病および移行期診療ネットワークの構築を目指して、都道府県難病拠点へのアンケート調査結果を行って実態を把握することが出来た。公開講座の開催については、全身性強皮症研究班と合同で、患者向け医療講演会を実施することができ、患者・家族の方々から好評を博した。事後アンケートを実施し、患者のアンメットニーズに応えた医療講演会を令和6年以降も継続して行っていくこととした。また、臨床個人調査票の解析や検証による指定難病データベースの再構築は、難病対策課内の整備を待って早期に行いたいと考えている。
結論
該当7疾病に関し、上記の目的の項で示した7項目の吟味・実現を目指して研究し、良好な成果が得られた。特に、これまで研究班全体の優先検討事項と考えていた、難病プラットフォームを利用した疾患レジストリの確立については、開始後登録症例が約1年間で100症例に達し、今後の疫学研究・AMED研究と連携した病態研究・新薬研究に資する情報・資料を提供できる枠組みが徐々に構築できつつあると考えている。加えて、早期診断や診療施設紹介のための自己免疫疾患難病および移行期診療ネットワークの構築を目指して、都道府県難病拠点へのアンケート調査結果を行って実態を把握することが出来た。公開講座の開催については、全身性強皮症研究班と合同で、患者向け医療講演会を実施することができ、患者・家族の方々から好評を博した。事後アンケートを実施し、患者のアンメットニーズに応えた医療講演会を令和6年以降も継続して行っていくこととした。

公開日・更新日

公開日
2025-07-03
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

収支報告書

文献番号
202310046Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
40,000,000円
(2)補助金確定額
39,992,000円
差引額 [(1)-(2)]
8,000円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 15,517,339円
人件費・謝金 1,787,405円
旅費 2,168,698円
その他 11,288,664円
間接経費 9,230,000円
合計 39,992,106円

備考

備考
検体調査用の消耗品(国外輸入の試薬)の納期が大幅に遅れ、差額の執行に支障をきたしたため。

公開日・更新日

公開日
2024-10-03
更新日
-