HIV感染症の医療体制の整備に関する研究

文献情報

文献番号
200727036A
報告書区分
総括
研究課題名
HIV感染症の医療体制の整備に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
H19-エイズ-指定-001
研究年度
平成19(2007)年度
研究代表者(所属機関)
岡 慎一(国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター)
研究分担者(所属機関)
  • 小池 隆夫(北海道大学大学院医学研究科病態内科学講座)
  • 伊藤 俊広((独)国立病院機構仙台医療センター血液内科)
  • 下条 文武(新潟大学医歯学総合病院第二内科)
  • 上田 幹夫(石川県立中央病院血液免疫内科)
  • 濱口 元洋(独)国立病院機構名古屋医療センター)
  • 白阪 琢磨(独)国立病院機構大阪医療センターHIV/AIDS先端医療開発センター)
  • 木村 昭郎(広島大学原爆放射線医科学研究所ゲノム疾患治療研究部門血液内科研究分野)
  • 山本 政弘(独)国立病院機構九州医療センター免疫感染症科)
  • 前田 憲昭(医療法人社団皓歯会阪急グランドビル診療所)
  • 島田 恵(国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター)
  • 山中 京子(大阪府立大学人間社会学部)
  • 田中 千枝子(日本福祉大学社会福祉学部保健福祉学科)
  • 満屋 裕明(熊本大学医学薬学研究部血液内科学分野)
  • 杉浦 亙(国立感染症研究所エイズ研究センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 エイズ対策研究
研究開始年度
平成19(2007)年度
研究終了予定年度
平成21(2009)年度
研究費
90,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究の目的は、政策提言のための基礎資料を収集し的確な政策提言を行うことと、全国8ブロックにおけるHIV感染症の診療水準の均てん化を行うことである。
研究方法
政策提言のための基礎資料収集として、医療体制構築のためのモニタリング指標を決定し、各ブロック拠点病院におけるH18年度の実態に関し調査を行った。
均てん化のために、各ブロック拠点病院、包括ケア班、歯科診療班は、各地域の中核拠点病院との連携を図った。国内共同研究の基盤整備では、ブロック拠点病院の連携を、臨床試験を共同で行うことにより活性化を図った。HIV医療のあり方は、包括ケア整備の中で検討した。また、薬剤耐性検査に関するガイドラインを改訂した。
結果と考察
HIV医療体制把握のための基礎データ収集から、いろいろな問題点が見えてきている。一番は、HIV感染症は、外来を中心とした診療を行う慢性疾患であるという理解に基づいた政策が必要であるということと、医療連携を協力にすすめていくための仕組み作りであろう。医療連携をすすめるためには、当然医療従事者の養成ということも重要になってくる。エイズ学会などと連携し、養成に必要な人数の割り出しなどを行っていく必要もあろう。均てん化に関しては、各分担研究者が今年度も精力的な活動を行った。研修会の回数は昨年度を大きく上まわり年間93回にも達した。この活動こそが、今まで日本におけるHIV診療の医療体制を支えてきた活動といえる。中核拠点との連携をはかる出張研修は2年目を終え、16病院に出向いたことになる。首都圏研修が別に行われていることを加味すると、主立った中核拠点病院はほぼカバーしたといえる。来年度以降は、ニーズを見ながら行っていくことになろう。
結論
医療体制に関する政策提言に向けたデータ収集は継続していく必要がある。均てん化に向けた活動も継続が必要である。専門医や専従看護師の認定に向けた制度作りにも着手していく必要があろう。また、医療体制班を利用した多施設共同研究の活性化も重要であろう。

公開日・更新日

公開日
2008-06-04
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2009-01-22
更新日
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