自殺の実態に基づく予防対策の推進に関する研究

文献情報

文献番号
200501389A
報告書区分
総括
研究課題名
自殺の実態に基づく予防対策の推進に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
H16-こころ-011
研究年度
平成17(2005)年度
研究代表者(所属機関)
北井 暁子(国立精神・神経センター 精神保健研究所)
研究分担者(所属機関)
  • 竹島 正(国立精神・神経センター 精神保健研究所)
  • 藤田 利治(国立保健医療科学院・疫学部)
  • 山崎 健太郎(筑波剖検センター)
  • 張 賢徳(帝京大学医学部溝口病院精神神経科)
  • 影山 隆之(大分県立看護科学大学・精神看護学)
  • 川上 憲人(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科衛生学・予防医学分野)
  • 石上 和男(新潟県福祉保健部健康対策課)
  • 根本 嘉昭(神奈川県立保健福祉大学 社会福祉学科)
  • 高橋 祥友(防衛医科大学校防衛医学研究センター)
  • 清水 新二(奈良女子大学生活環境学部)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 こころの健康科学研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成18(2006)年度
研究費
19,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究は、1)実態把握研究、2)ライフサイクル対策研究、3)社会対策研究の3分野の研究を行い、自殺予防対策の推進基盤を明らかにするとともに、自殺予防対策の普及を図ることを目的とした。
研究方法
研究班全体の重点課題として、心理学的剖検のフィージビリティスタディを実施し、自殺の要因を多角的に分析する調査の実現可能性を明らかにした。また、16年度から実施してきた3分野の研究の成果を集約した。さらに、国立精神・神経センター精神保健研究所Webサイトに自殺予防対策支援ページの立ち上げ研究を行った。
結果と考察
心理学的剖検のフィージビリティスタディによって、面接票の開発、面接調査のトレーニング、遺族等のケアのあり方等、調査方法等を明らかにすることで、18年度のパイロットスタディに向けた準備を整えた。16年度から行った3分野の研究としては、1)実態把握研究では実態分析における人口動態統計やヒアリングデータといったデータの質、及び方法論のあり方について保健統計・法医学などの視点を含めた検討を行った。2)ライフサイクル対策研究では青年期・成人期・老年期の各年代で関与度の高い機関等における自殺予防対策を検討した。3)社会対策研究では自殺予防における福祉的援助機関のあり方、遺族支援のあり方について検討し、米国の予防対策の成立課程の分析を行った。自殺予防対策支援ページの立ち上げ研究では、ホームページによる情報提供は極めて有用な情報提供手段になることが明らかになった。先行研究で作成された「行政担当者のための自殺予防対策マニュアル」の改訂の検討を行い、教育やNPOでも使用できる簡便かつ実践的なマニュアルに改訂することが望まれていることが明らかになった。
結論
心理学的剖検のフィージビリティスタディを実施し、18年度に行うパイロットスタディの準備を完了した。1)実態把握研究、2)ライフサイクル対策研究、3)社会対策研究の3分野の研究の成果をまとめた。さらに、自殺予防対策支援ページの立ち上げ研究を行い、ホームページによる情報提供は極めて有用な情報提供手段になることを明らかにした。

公開日・更新日

公開日
2006-04-25
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2007-01-19
更新日
-