多国間協力事業の進捗管理および評価手法のあり方に関する研究

文献情報

文献番号
200500072A
報告書区分
総括
研究課題名
多国間協力事業の進捗管理および評価手法のあり方に関する研究
課題番号
H16-国際-001
研究年度
平成17(2005)年度
研究代表者(所属機関)
佐藤 敏彦(北里大学医学部)
研究分担者(所属機関)
  • 長谷川敏彦(国立保健医療科学院)
  • 池田 俊也(慶応義塾大学医学部)
  • 高橋  謙(産業医科大学)
  • よんぐ じゅりあ(東海大学文学部)
  • 水嶋 春朔(国立保健医療科学院)
  • 井手 義雄(医療法人雪の聖母会聖マリア病院)
  • 星 佳芳(国立保健医療科学院)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 社会保障国際協力推進研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成18(2006)年度
研究費
7,570,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
WHO等の国際機関が実施するグローバルなイニシアティブ(多国間協力事業)は、その枠組みに多くのドナーが拠出し、その枠組みのもと多くの国で事業が行われている。限られた資源をこれらの事業に効率よく活用するためにはその評価が不可欠であるが、多くのプレーヤーが関わる多国間事業では、それぞれの立場から評価の座標軸の重みづけが異なることが予想される。本研究の目的はわが国独自の多国間協力事業に対する評価手法を確立することである。
研究方法
昨年度の研究結果より、モニタリング・評価フレームワークはいずれの機関においても同様のロジカルフレームワークを使用し、それぞれの段階における評価指標は基本的に共通の指標を用いることで合意が進みつつあることがわかった。本年度は研フレームの各段階において評価の視点であるOECDのDAC5項目、即ち、「効率性」、「有効性」、「妥当性」、「インパクト」、「自立発展性」の他、幾つかの機関で採用されている「データ信頼性」、「公平性」などの評価項目(評価軸)が、結核対策計画(Stop TB)、地球規模ワクチン対策(GAVI)等のそれぞれの異なるプログラムの評価において具体的にどのように用いられているかを整理し、これらの評価軸を、どのように全体評価に用いるかについての検討を実施した。
結果と考察
その結果、各プログラムの評価において効率性等のこれらの評価軸を用いられてはいるものの、それらの適用方法は質的で定義が曖昧であり、客観的評価のためには、これら評価軸の定義を明確にする必要があることがわかった。

結論
最終年度において研究目的を達するためにはさらに下記の点を検討する。1)明確なポリシーの提示、2)測定可能なモニタリング指標の設定、3)評価軸の明確な定義づけ、4)評価項目重み付け決定の検討

公開日・更新日

公開日
2007-03-22
更新日
-