文献情報
文献番号
200400994A
報告書区分
総括
研究課題名
放射線部における効果的な医療事故防止対策マニュアルの作成
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
中村 仁信(大阪大学大学院医学系研究科（医用制御工学講座）)
研究分担者(所属機関)
- 鳴海 善文(大阪大学大学院医学系研究科（診療画像情報学寄附講座）)
- 早渕 尚文(久留米大学医学部放射線医学教室)
- 本田 憲業(埼玉医科大学総合医療センター放射線科)
- 中島 和江(大阪大学医学部附属病院中央ｸｵﾘﾃｨﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ部)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 医療技術評価総合研究
研究開始年度
平成15(2003)年度
研究終了予定年度
平成16(2004)年度
研究費
3,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書（概要版）
研究目的
放射線部は放射線診療を行う病院内の中央部門であり、医師、技師、看護師、受付など多種多様の職種の医療従事者が診療にあたる。また放射線被爆、画像管理、造影剤など放射線部固有の危機管理が最も必要かつ効果的な部門である。放射線部における多業種の医療従事者による、臨床現場に密着した効果的な安全対策マニュアルの作成を行うことを目的とした。
研究方法
第34回国立大学付属病院放射線部診療部門会議将来構想小委員会(平成15年)において、全国の国立大学付属病院放射線部におけるインシデント、アクシデント事例を大阪大学で収集したデータを基に、医師、技師、看護師で放射線診断ゾーン別に安全対策マニュアルの作成を行った。
結果と考察
放射線診断安全対策マニュアルを作成した。また今回の会議を基盤としてRadioloy Frontier などに9論文を掲載した。今回作成した安全対策マニュアルが各病院により活用されることにより、安全な医療体制の確保が期待される。
結論
放射線部における多業種の医療従事者による、効果的な安全対策マニュアルの作成を行った。
公開日・更新日
公開日
2005-04-05
更新日
-