日中の過眠の実態とその対策に関する研究

文献情報

文献番号
200400771A
報告書区分
総括
研究課題名
日中の過眠の実態とその対策に関する研究
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
大川 匡子(滋賀医科大学 精神医学講座)
研究分担者(所属機関)
  • 大井田 隆(日本大学 公衆衛生学)
  • 内村 直尚(久留米大学 精神神経医学講座)
  • 井上 雄一(代々木睡眠クリニック)
  • 三島 和夫(秋田大学 精神医学講座)
  • 宮崎 総一郎(滋賀医科大学 睡眠学講座)
  • 本橋 豊(秋田大学 公衆衛生学教室)
  • 内山 真(国立精神・神経センタ-)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 こころの健康科学研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成18(2006)年度
研究費
10,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
日中の眠気、過眠は生活の質に大きな影響を与える。本研究は日中の眠気を客観的に評価し、日中の過眠と心の健康性、夜間睡眠障害の関連性を明らかにし、過眠の対策を確立することを目的とする。
研究方法
中・高校生など教育現場、看護師など医療現場など自記式調査用紙による昼間の眠気、心身の健康度、睡眠障害についての調査を行った。睡眠時無呼吸患者において病気の重症度と眠気についての生理的検査を実施した。
結果と考察
大都市近郊の中・高校生では睡眠時間が短く、慢性的睡眠不足の状態にあり、昼間の眠気が強いことがわかった。看護師達では日中の過眠傾向が強く、医療ミスとの関連性が考えられる。睡眠時無呼吸患者では自覚的な眠気と重症度は一致せず、精神的健康度も低下していた。
結論
今後さまざまな集団について過眠を正確かつ簡便に評価する方法を確立させることが必要である。

公開日・更新日

公開日
2005-05-24
更新日
-