免疫アレルギー疾患予防・治療研究に係る企画及び評価に関する研究

文献情報

文献番号
200400706A
報告書区分
総括
研究課題名
免疫アレルギー疾患予防・治療研究に係る企画及び評価に関する研究
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
秋山 一男((独)国立病院機構相模原病院(臨床研究センター))
研究分担者(所属機関)
  • 當間 重人((独)国立病院機構相模原病院(臨床研究センター))
  • 谷口 正実((独)国立病院機構相模原病院(臨床研究センター))
  • 長谷川 眞紀((独)国立病院機構相模原病院)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 免疫アレルギー疾患予防・治療研究
研究開始年度
平成15(2003)年度
研究終了予定年度
平成17(2005)年度
研究費
29,630,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
厚生労働科学研究 “免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業”においては適切な課題の設定、最適な研究者の選考、公正な研究費の配分が必要であり、さらに厳密な研究成果の評価が必要不可欠である。本研究班は新規公募課題の事前評価のため適切な評価小委員の選定を行い、厳正な評価を依頼し事前評価委員会での審議に付すとともに、厳正な中間事後評価を実施すべく紙面評価・口頭発表評価を中間事後評価委員会に付託すべく適切な事務局業務を果たすことを目的とする。
研究方法
事前評価においては、専門家委員及び行政側委員からなる評価小委員会を立ち上げ、1次審査を実施し、その後、事前評価委員会において2次審査を実施した。中間・事後評価においては、中間・事後評価委員会でその継続の可否を審議した。研究成果は、研究成果報告書の年度末の刊行と3年間の終了課題については一般国民向けのカラーパンフレットの作成刊行を行った。
結果と考察
本年度の新規課題募集は、10題であり、リウマチ・アレルギーの各分野(リウマチ・膠原病、小児喘息、成人喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギー)及び若干名の基礎研究専門家に対して研究協力者として評価小委員を委嘱し、平成16年度新規公募課題の事前評価を行う評価小委員会を組織した。平成16年度には、合計36課題の研究が遂行され、平成16年度の中間事後評価は、継続申請書による書面評価とともに平成17年1月31日、2月1日の両日に開催された研究報告会の口頭発表評価を併せた評価委員会により実施された。本研究事業により開発された、あるいは明らかになった成果の検証をすることは本研究事業の信頼性の向上のためにも重要なことである。そのためにも質の高い臨床研究の基盤整備として全国に張り巡らされた多数の臨床症例を有する国立病院機構政策医療ネットワークを活用する臨床研究の実施は本研究事業で得られた成果の検証のためにも重要かつ不可欠の課題である。
結論
質の高い研究を実施するためには、適切な課題、最適な研究者の選考、公正な研究費の配分、さらに厳密な研究成果の評価が必要不可欠である。そのためにも適正かつ厳正な評価を行う必要があり、昨年と同様中間事後評価会議を報告会開催時に開催することで、書面評価とともに口頭発表に対する評価を重視したことにより、これまで以上に適正かつ厳正な評価が実施された。

公開日・更新日

公開日
2005-05-12
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2006-02-03
更新日
-