文献情報
文献番号
200400416A
報告書区分
総括
研究課題名
児童福祉施設等職員の資質向上に関する研究-就学前の児童の保育・子育て支援の専門性と資質向上-
研究課題名(英字)
-
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
金子 恵美(日本社会事業大学)
研究分担者(所属機関)
- 石井哲夫(社会福祉法人嬉 泉)
- 森上史朗(子どもと保育総合研究所)
- 増田まゆみ(目白大学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 子ども家庭総合研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成17(2005)年度
研究費
5,400,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
保育・教育・子育て支援の各専門職に求められる知識・技能を明らかにする。さらに保育・教育・子育て支援を統合化した機能を持つ児童福祉施設等に必要とされる専門性と専門職、及びその養成教育・現任研修について検討する。
研究方法
①先行研究の収集・分析
②イギリスを中心とする海外の子どもセンター、及びその職員資質等に関する情報収集・分析
③保育・教育・子育て支援を統合した機能を持つ施設における事例研究
②イギリスを中心とする海外の子どもセンター、及びその職員資質等に関する情報収集・分析
③保育・教育・子育て支援を統合した機能を持つ施設における事例研究
結果と考察
①イギリスのシュアスタート施策をみると、質の高い教育・保育を提供し、ここを拠点として家庭と地域に対して多彩で専門性の高い支援を行なうことは、全ての子どもと家庭を網羅し、地域を対象とした支援を行う上で有効である。このような統合した機能を持つ施設は利用者層も幅広く、ここが拠点となって地域のインクルージョンも進展する。
②保育・教育・子育て支援を統合した施設は地域の拠点として、多様な子育て支援サービスやプログラムを提供し、家庭や地域に対する目配りがなされることが望まれる。
③上記のセンターは、“多様性”と“専門性”の両者を確保するために、教育・福祉・保健医療等の幅広い分野から多様な専門職を集め、チームを組むことが必要である。
④各専門職の役割を明確にし、プログラムの目的に応じて専門職を組み合わせて効果的に活用すること、そのためのコーディネーターが不可欠である。
⑤センターは施設内で自己完結せずに、地域社会資源との連携を展開することによってその機能を高めることが重要である。このためには地域住民も含めたネットワークを形成し、コーディネートしていく力量を持つソーシャルワーカーが不可欠である。
②保育・教育・子育て支援を統合した施設は地域の拠点として、多様な子育て支援サービスやプログラムを提供し、家庭や地域に対する目配りがなされることが望まれる。
③上記のセンターは、“多様性”と“専門性”の両者を確保するために、教育・福祉・保健医療等の幅広い分野から多様な専門職を集め、チームを組むことが必要である。
④各専門職の役割を明確にし、プログラムの目的に応じて専門職を組み合わせて効果的に活用すること、そのためのコーディネーターが不可欠である。
⑤センターは施設内で自己完結せずに、地域社会資源との連携を展開することによってその機能を高めることが重要である。このためには地域住民も含めたネットワークを形成し、コーディネートしていく力量を持つソーシャルワーカーが不可欠である。
結論
保育(保育士)・教育(幼稚園教諭)・福祉(社会福祉士)の各専門性をさらに強化していくことが必要である。このために養成教育課程の再編と、実習・演習を中核とした新たなカリキュラムを構築する。さらに現任研修や大学院教育も視野に入れたリカレント教育で専門性のステップアップを促進していくために、二年間養成教育課程のみの現行保育士資格について新たな資格を検討する。その上で、二年間養成の保育士と幼稚園教育の養成教育課程には一体化も視野に入れた整合性の検討が望まれる。このようにして保育・教育・ソーシャルワークの各専門性の向上と共通部分の総合化を図ることが求められる。
公開日・更新日
公開日
2005-07-11
更新日
-