文献情報
文献番号
200400413A
報告書区分
総括
研究課題名
地域における子どもに係る犯罪・事故回避に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
詫間 晋平(川崎医療福祉大学医療技術学部)
研究分担者(所属機関)
- 加藤 則子(国立保健医療科学院研修企画部)
- 赤倉 貴子(東京理科大学工学部)
- 柴若 光昭(東京大学教育学部)
- 物部 博文(横浜国立大学教育人間科学部)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 子ども家庭総合研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成17(2005)年度
研究費
5,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
本研究の具体的目的は、地域における保育所、児童館、児童遊園などにおける子ども(乳幼児・児童)の危害・事故回避に対する安全予防と危機管理に関する実証的研究である。
近時における子どもへの傷害は、単に無意図的な外力による「不慮の事故」のみでなく、人為的で意図的な外力(暴力等)による事件が多発し、大きな社会的関心を集めている。
近時における子どもへの傷害は、単に無意図的な外力による「不慮の事故」のみでなく、人為的で意図的な外力(暴力等)による事件が多発し、大きな社会的関心を集めている。
研究方法
今年度は約20-25問よりなるアンケート調査票を作成して、まず、全国6地区における保育所、児童館、幼稚園等のインシデント・アクシデントと、意見調査および実地視察等を行なった。(依頼した地区からは原則、全員の回収を得た。)
保護者を対象としたアンケート票は519件を回収し、単純集計およびキークエスチョン(鍵となる質問項目)との間のクロス集計を行なった。
保護者を対象としたアンケート票は519件を回収し、単純集計およびキークエスチョン(鍵となる質問項目)との間のクロス集計を行なった。
結果と考察
結果として注目すべき点の一つは「子どもが事故や犯罪にあうかも知れない」という不安(事故・犯罪に関する不安)は大都市のみでなく市町村部にも広がり、ほぼ共通して80%前後となっていることである。そして、その危険を回避するための「しつけ」としても、やはり共通して「知らない人について行かない」(80%程度)、「大声を出す」(55%程度)、「防犯グッズ等を持たせている」(25%程度)がほぼ共通した内容となっている。
結論
保護者は子どもが「事故・犯罪」にあうかもしれないという不安の高い場合ほど、子どもへの安全指導(しつけを含む)がより具体的になる傾向がみられる。即ち、「「子ども110番などの場所を具体的に教える」、特定の「防犯グッズ(GPS付ケイタイ、呼び笛、防犯スプレー、最近ではICタグ方式も含む逗子市の小学生の例がある。)の使い方を教える」などの傾向が見られる。このことは、身の危険を経験した程度の高い場合も共通している。
公開日・更新日
公開日
2005-06-17
更新日
-