文献情報
文献番号
200400174A
報告書区分
総括
研究課題名
戦略的アウトカム研究策定に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
黒川 清(東京大学先端科学技術研究センター)
研究分担者(所属機関)
- 辻 一郎(東北大学大学院・公衆衛生学)
- 福原 俊一(京都大学大学院・医療疫学)
- 山田 信博(筑波大学大学院・代謝内分泌学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成16(2004)年度
研究費
8,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
日本を支える国民の健康を維持・増進させる為に優先順位の高い慢性疾患・健康障害を標的とし、その予防・治療及び診療の質改善介入等の有効性に関する日本発のエビデンスを生み出す為に、全く新しい「戦略的アウトカム研究」の枠組みを策定する。このような戦略的アウトカム研究の遂行を可能にする為に必要な運営体制や研究インフラのあり方を検討、さらに17年度の戦略課題として糖尿病・うつ病を選定し、質の高い研究を遂行する為の研究プロトコール、作業計画を策定する。
研究方法
1. 新しい戦略研究の枠組み、運営体制のあり方を検討。研究中央インフラ、つまりプロトコールの中央倫理審査、介入を支援するコメディカル育成、データ収集を円滑にするCRCやリサーチナース等の配置・派遣、データセンター、研究手法専門家による支援体制、若手臨床研究者育成と配置、成果の社会還元の為の広報ユニット等を検討。
2. 本年度戦略課題の糖尿病、うつ病の研究プロトコール策定:糖尿病とうつの戦略研究に関する5年後の達成目標と研究プロトコール策定。
2. 本年度戦略課題の糖尿病、うつ病の研究プロトコール策定:糖尿病とうつの戦略研究に関する5年後の達成目標と研究プロトコール策定。
結果と考察
研究の実施運営体制検討;プラットホーム策定研究班が中心となり、優先順位の高い疾患を戦略研究課題として選定。戦略課題に関して、質の高い研究プロトコールを当該領域の専門家やmethodologistから構成する研究チームが策定。研究費は、funding agencyに委託し、策定された研究プロトコールを公開、参加施設が公募する形式。funding agencyは実務的作業を行い、主任研究者や参加施設選定は各種委員会が行う。研究中央インフラのあり方を検討したが、引き続きプラットフォーム策定研究班、ワーキングループ等で検討予定。研究プロトコール策定;本年度テーマとして2型糖尿病における3つの介入研究サブプロジェクトを選定し、それぞれ研究プロトコール案を作成し拡大研究班で検討後改定案を策定した。
結論
本研究班は、日本を支える国民の健康を維持・増進させる為に優先順位の高い慢性疾患・健康障害を標的とし、予防・治療介入及び診療の質改善介入等の有効性に関する日本発のエビデンスを生み出す為に、今までの厚生労働科学研究と異なる全く新しい「戦略的アウトカム研究」の枠組み策定を目的とし、成果を得た。またこのような戦略的アウトカム研究遂行を可能にする為に必要な運営体制や研究インフラのあり方を検討し具体的な提言を作成。さらに17年度の戦略課題として糖尿病・うつ病を選定し、質の高い研究を遂行する為の研究プロトコール並びに作業計画を策定。今後の戦略的アウトカム研究のモデルとして活用されることが期待される。
公開日・更新日
公開日
2005-04-28
更新日
-