文献情報
文献番号
200400024A
報告書区分
総括
研究課題名
医師臨床研修指導医ガイドラインに関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
-
研究年度
平成16(2004)年度
研究代表者(所属機関)
曽根 智史(国立保健医療科学院公衆衛生政策部)
研究分担者(所属機関)
- 林 謙治(国立保健医療科学院次長)
- 川南 勝彦(国立保健医療科学院公衆衛生政策部)
- 種田憲一郎(国立保健医療科学院政策科学部)
- 杉江 拓也(国立保健医療科学院疫学部)
- 加藤 則子(国立保健医療科学院研修企画部部)
- 熊川 寿郎(国立保健医療科学院経営科学部)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
平成16(2004)年度
研究終了予定年度
平成16(2004)年度
研究費
9,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
本研究においては、新制度にて必修とされている7分野について、指導医あるいは上級医が研修医を指導する際の指導方法について研究をおこない、それぞれの診療科において、指導医ガイドラインを作成し、新制度の基本的考え方の実現に資することを目的としている。
研究方法
臨床研修指導カリキュラム及び指導ガイドラインの作成について、到達目標をより効果的に臨床研修指導医によって運用されうるために、指導医のための臨床研修指導カリキュラム及び指導ガイドライン(指導方法、指導内容等を記載)を試行版として、各臨床研修分野別に作成した。
結果と考察
基本3科目(内科系、外科系、救急)+必修4科目(小児科、産婦人科、精神科、地域保健・医療)+医療安全管理の合計8分野で(注:実際には地域保健・医療はさらに細分化されているが)、分野ごとに各団体および学会有志からなる「ガイドライン作成班」を編成し、「医師臨床研修指導ガイドライン(試行版)」作成に着手した。その結果、概要としては、以下の構成で作成した。
第1章 指導体制・指導環境
Ⅰ 指導体制
Ⅱ 各種研修スケジュールの例
Ⅲ オリエンテーション
Ⅳ 指導医
Ⅴ 指導調整
Ⅵ 学習環境整備
第2章 指導方法
Ⅰ 指導方法の紹介(理論編)
Ⅱ 指導方法の紹介(実践編)
Ⅲ 行動目標の解説
Ⅳ 経験目標の解説
A: 経験すべき診察法・検査・手技
B: 症例ベースの例示
C: 特定の医療現場の経験
第3章 評価方法の紹介
Ⅰ 基本的な評価方法
Ⅱ 行動目標の評価に迷ったとき
第1章 指導体制・指導環境
Ⅰ 指導体制
Ⅱ 各種研修スケジュールの例
Ⅲ オリエンテーション
Ⅳ 指導医
Ⅴ 指導調整
Ⅵ 学習環境整備
第2章 指導方法
Ⅰ 指導方法の紹介(理論編)
Ⅱ 指導方法の紹介(実践編)
Ⅲ 行動目標の解説
Ⅳ 経験目標の解説
A: 経験すべき診察法・検査・手技
B: 症例ベースの例示
C: 特定の医療現場の経験
第3章 評価方法の紹介
Ⅰ 基本的な評価方法
Ⅱ 行動目標の評価に迷ったとき
結論
基本3科目(内科系、外科系、救急)+必修4科目(小児科、産婦人科、精神科、地域保健・医療)+医療安全管理の合計8分野で(注:実際には地域保健・医療はさらに細分化されているが)、分野ごとに各団体および学会有志からなる「ガイドライン作成班」を編成し、「医師臨床研修指導ガイドライン(試行版)」作成に着手した結果、試行版として現役の指導医の意見を今後組み入れながら、さらに、完成度の高い医師臨床研修指導ガイドラインとしていく。
公開日・更新日
公開日
2005-04-25
更新日
-