不安全行動の自己診断による予測とその回避手法に関する研究(H14-労仂-06)

文献情報

文献番号
200201421A
報告書区分
総括
研究課題名
不安全行動の自己診断による予測とその回避手法に関する研究(H14-労仂-06)
課題番号
-
研究年度
平成14(2002)年度
研究代表者(所属機関)
加地 浩(岩見沢労災病院)
研究分担者(所属機関)
  • 佐野嘉彦(北海道労働科学研究所)
  • 堀江正和(産業医科大学産業生態科学研究所)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 労働安全衛生総合研究
研究開始年度
平成14(2002)年度
研究終了予定年度
平成15(2003)年度
研究費
5,300,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
労働災害・労災事故、(未遂事故、ヒヤリ・ハットも対象)の潜在的要因の一つである不安全行動の自己診断を支援するシステムを構築し、主観的判断を排除して客観的にこれを予測し、更に回避するための具体的方法をコンピュータープログラムによって個別に指示するシステムを確立し、不安全行動の回避、ひいては労働災害の防止に資することを目的とする。
研究方法
(1)2,3の製造業をモデルとして各種定期点検作業を分析し、ヒューマンエラーとの関わりを調査する。(2)作業者個人の潜在的危険要因を抽出するための問診項目を設定する。(3)上記をコンピューター処理するためのプログラムソフトを構築する。(4)疲労度調査については数社の事業場の協力を得て基礎的レベルで検討する。
結果と考察
上記の方法に基づき各々の段階を踏んで、今年度末直前にコンピューターソフト仮称「ハレルヤ」の第一段階の完成を目前に控え、現在、最終確認中である(資料添付)。この最終確認と若干の調整を加えて、[次年度]平成15年度にはその有効性をフィールド調査研究で実証し、そのシステムの実用化・汎用化をはかる計画である。
結論
研究はほぼ計画通りに進行しており、次年度のフィールド調査研究の結果を研究課題の完成に生かしたい。

公開日・更新日

公開日
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更新日
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