文献情報
文献番号
200200720A
報告書区分
総括
研究課題名
強皮症における病因解明と根治的治療法の開発(総括研究報告書)
課題番号
-
研究年度
平成14(2002)年度
研究代表者(所属機関)
竹原 和彦(金沢大学大学院医学系研究科皮膚科学)
研究分担者(所属機関)
- 石川治(群馬大学医学部皮膚科)
- 尹浩信(東京大学医学部附属病院皮膚科)
- 遠藤平仁(北里大学医学部内科)
- 川口鎮司(東京女子医科大学附属病院膠原病リウマチ痛風センター)
- 桑名正隆(慶應義塾大学医学部先端医科学研究所)
- 佐々木哲雄(国際医療福祉大学附属熱海病院)
- 佐藤伸一(金沢大学大学院医学系研究科皮膚科学)
- 宮園浩平(東京大学大学院医学系研究科分子病理学)
- 村田秀行(筑波大学臨床医学系内科膠原病リウマチアレルギー)
- 室慶直(名古屋大学大学院医学研究科皮膚結合組織病態学)
- 藤本学(国立国際医療センター研究所細胞組織再生医学研究部)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 先端的厚生科学研究分野 特定疾患対策研究
研究開始年度
平成14(2002)年度
研究終了予定年度
平成16(2004)年度
研究費
24,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書（概要版）
研究目的
膠原病の中で最も根治的療法の確立が遅れている強皮症においては,早急に病因を解明し,予後を改善させる治療法を確立させる。
研究方法
本症のような稀少疾患を幅広く基礎的見地,臨床的見地より総合的に研究するには個人研究ではなく,強皮症のエキスパートを集約し,基礎分野からサイトカインやリンパ球の専門家を加えて幅広いチーム研究組織を展開させ,それを長期にわたって継続させることとした。さらに臨床面では,早期重症例の長期経過観察のための登録制度,臓器別重症度指針及び治療指針確立のためのプロジェクトチームを発足させる。
結果と考察
基礎研究では,本症のB細胞異常,線維芽細胞TGF-βタイプIセレプターの過剰発現,CTGFの線維化の関与などを見い出した。臨床研究では,早期重症例の登録制度を発足させ,臓器別重症度指針及び治療指針確立のための試案を完成させた。
結論
全身性強皮症研究においては,今後も現体制を強化し,基礎臨床の両側面よりプロジェクト研究を充実させる必要がある。
公開日・更新日
公開日
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更新日
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