児童福祉分野における職員の専門性及びその国際比較に関する研究 (総括研究報告書)

文献情報

文献番号
200200391A
報告書区分
総括
研究課題名
児童福祉分野における職員の専門性及びその国際比較に関する研究 (総括研究報告書)
課題番号
-
研究年度
平成14(2002)年度
研究代表者(所属機関)
高橋 重宏(日本子ども家庭総合研究所)
研究分担者(所属機関)
  • 才村 純(日本子ども家庭総合研究所)
  • 前橋信和(大阪府中央子ども家庭センター)
  • 中谷茂一(聖学院大学)
  • 澁谷昌史(日本子ども家庭総合研究所)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 総合的プロジェクト研究分野 子ども家庭総合研究
研究開始年度
平成13(2001)年度
研究終了予定年度
平成14(2002)年度
研究費
11,500,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究は2年間にわたり6カ国(カナダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカ、韓国、シンガポール、)における子ども家庭福祉分野-日本の児童相談所に相当する機関における職員(ソーシャルワーカー、プロテクションワーカー)の専門性を明らかにし、今後の我が国の援助システムのあり方、職員の専門性の向上を図るためのインサービス・トレーニングのプログラムを策定することで子どもと親(家庭)のウェルビーイングの促進を図ろうとするものである。
研究方法
本研究では、研究班(ソーシャルワーク、児童相談所児童福祉司等で構成)を設置して定期的な研究会を開催した。さらに、可能な限り調査対象国の研究者の協力を得てより効率的な調査研究を実施した。
結果と考察
昨年把握できなかった実態の補足調査、さらに、制度の改正などの最新の情報の収集とともに、ワーカーのトレーニングについて、プログラム、カリキュラム、教材などを収集した。特に、オンタリオ州、ニューヨーク市ではトレーニングプログラムに参加して、教授法等についても具体的な情報の収集を行った。
結論
6カ国のこども虐待へ対応するソーシャルワーカーについて、日本との違いを明らかにし、日本のソーシャルワーカーの専門性向上のための提言を行う資料が収集できた。

公開日・更新日

公開日
-
更新日
-