健康増進の人材育成並びに民間活力導入に関する政策科学研究

文献情報

文献番号
200000900A
報告書区分
総括
研究課題名
健康増進の人材育成並びに民間活力導入に関する政策科学研究
課題番号
-
研究年度
平成12(2000)年度
研究代表者(所属機関)
小野寺 伸夫(聖徳大学)
研究分担者(所属機関)
  • 貝山 道博(埼玉大学)
  • 飯田恭子(東京都立保健科学大学)
研究区分
厚生科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 健康科学総合研究事業
研究開始年度
平成12(2000)年度
研究終了予定年度
平成15(2003)年度
研究費
9,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
生涯健康増進を通じた自助努力、意識改革、高齢者の自立期間延長等に必要な人材育成並びに民間活力導入の推進による、活力ある健康社会の実現を図るために必要とされる政策科学的視点からの指針提示を研究目的とした。
研究方法
研究方法として、政策科学研究の基本に基づき健康増進の人材育成並びに民間活力導入研究として健康増進に関する必要情報の把握分析とともに、健康増進関連大学等高等学術機関のデータベースの作成、事例調査、国民健康づくり運動に関するアンケート調査を実施した。さらに、健康増進に係る社会経済効果測定の基本条件を検討するとともに、有識者調査並びに住民健康行動変容等の分析について国際比較調査を含め考察を行った。
結果と考察
政策科学の基本路線の検討を踏まえ、保健医療福祉、経済、建築、情報、民間企業経営等の研究関係者全体並び少グループ討議を積み重ねるとともに、基本概念設計に必要なアンケート調査、データベースの策定等を行い検討を深めた。さらに、健康政策と経済政策の相乗効果に着目し国際動向の実態把握をおこない、自由化路線の活力と課題点と分析した。これらの研究を通じ、健康増進の人材育成並びに民間活力導入に必要な基本となるモデル開発の概念を明らかにした。
結論
当該年度の研究に引き続き、健康増進に係る人材育成・民間活力導入について基本概念に基づく住民行動変容の路線の検証及び動向調査、社会経済計量モデル試行的活用、実証調査に基づく国際比較分析等を次年度で行う。さらに、第三年次の研究を通じ、政策科学を基調に実現可能性の高い具体方策、効果測定計量モデルシステム、データベースの有効活用等を包括する指針案を提示し、国際フォ-ラムを開催し研究を総括する。

公開日・更新日

公開日
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更新日
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