文献情報
文献番号
200000033A
報告書区分
総括
研究課題名
画期的な医薬品等の開発のための基盤技術開発研究のあり方に関する研究
課題番号
-
研究年度
平成12(2000)年度
研究代表者(所属機関)
岸本 忠三(大阪大学)
研究分担者(所属機関)
研究区分
厚生科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生科学特別研究事業
研究開始年度
平成12(2000)年度
研究終了予定年度
平成13(2001)年度
研究費
3,500,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
画期的な医薬品等の開発促進のための基盤技術開発研究を行う拠点的研究機関の整備構想の確立
研究方法
厚生科学研究の総合的推進に真に役立つための研究拠点の整備を含め、下記事項について、検討委員会を設け検討した。1)現状と課題①医療の現状と画期的な医薬品等への期待②個人の体質に応じた医療(オーダーメイド医療)の実現③基礎研究の成果を個々の医薬品の開発へと橋渡しする技術の開発④医薬品等開発研究の効率化のための信頼できる研究資源の供給2)基本的な考え方①医薬品・医療機器の開発促進を目的とする中核的な研究所整備の必要性②研究所の目的及び業務の範囲③研究所の組織体制及びその運営3)具体的提案①研究所の特長②研究所の性格③研究所の組織④研究所の運営⑤その他なお、本研究は、拠点的研究機関の整備構想を策定するものであり、倫理面の問題はないものと判断した。
結果と考察
個々の医薬品等の開発を支える基盤として位置付けられる基礎研究と開発研究を橋渡しする技術開発をするための研究(トンスレーショナル・リサーチ)推進の為、具体的な研究内容とその研究体制のあり方、国立高度専門医療センター等との具体的な連携方策等について、産業界への技術移転、企画調整機能の強化、研究運営の透明性の確保などの観点を踏まえてまとめられており、画期的な医薬品等の開発に関する基盤技術の拠点的研究機関の確立を促進するものである。
結論
中核的な機能を有する研究所が早期に整備されることによって、驚異的な発展をみせているゲノム科学、たんぱく質科学や情報科学を利用した画期的な医薬品等の開発が促進され、保健医療の一層の向上を志向する国民の期待に応えることができる。
公開日・更新日
公開日
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更新日
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