文献情報
文献番号
201821051A
報告書区分
総括
研究課題名
新たな臨床研修の到達目標・方略・評価を踏まえた指導ガイドラインに関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
H30-医療-指定-013
研究年度
平成30(2018)年度
研究代表者(所属機関)
福井 次矢(聖路加国際大学 聖路加国際病院)
研究分担者(所属機関)
- 大滝 純司(北海道大学)
- 高橋 理(聖路加国際大学 公衆衛生大学院)
- 高橋 誠(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科)
- 高村 昭輝(金沢医科大学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
研究開始年度
平成30(2018)年度
研究終了予定年度
令和1(2019)年度
研究費
2,693,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
平成16年(2004年)に必修化され医師臨床研修制度は、5年を目途に見直しがなされることになっており、第2回目の見直しのために平成25年12月にとりまとめられた医道審議会医師臨床研修部会「臨床研修部会報告書」において、第3回目の見直し時には臨床研修の到達目標をも見直すこととされた。そこで、見直しの原案作成のための研究班及び「臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ」が設置され議論が重ねられ、平成30年(2018年)3月30日付の医道審議会医師分科会医師臨床研修部会報告書で新たな到達目標・方略・評価が確定し、平成30年(2018年)7月3日付の厚生労働省医政局長の臨床研修省令施行通知文書の別添<臨床研修の到達目標、方略及び評価>として発出された。
本研究は、新たな臨床研修の到達目標、方略及び評価が令和2年(2020年)度に円滑に導入されるよう、指導ガイドラインを作成することを目的とする。
本研究は、新たな臨床研修の到達目標、方略及び評価が令和2年(2020年)度に円滑に導入されるよう、指導ガイドラインを作成することを目的とする。
研究方法
新たな臨床研修の到達目標、方略及び評価に係る指導ガイドラインの作成
平成30年(2018年)年度中、研究班会議を5回開催した。
6月の第1回班会議にて作成する指導ガイドラインのボリューム感や構成の概略を話し合い、研修医評価票Ⅰ~Ⅲを指導医・指導者に実際に記載してもらってフィードバックを受けることとした。
8月の第2回班会議では、聖路加国際病院の指導医16名、看護師18名、コメディカル10名の計44名が研修医評価票Ⅰ~Ⅲを記載した結果と記載の難易度、疑問に思った点について報告された。
10月の第3回班会議では、指導ガイドラインの目次構成や執筆担当者などの詳細を決定した。そして、担当者が原案の執筆に取り掛かった。以後、11月の第4回班会議、1月の第5回班会議を含め、研究代表者と執筆担当者、厚生労働省医政局医事課医師臨床研修推進室で、原稿の推敲、内容の確認を続けた。
平成30年(2018年)年度中、研究班会議を5回開催した。
6月の第1回班会議にて作成する指導ガイドラインのボリューム感や構成の概略を話し合い、研修医評価票Ⅰ~Ⅲを指導医・指導者に実際に記載してもらってフィードバックを受けることとした。
8月の第2回班会議では、聖路加国際病院の指導医16名、看護師18名、コメディカル10名の計44名が研修医評価票Ⅰ~Ⅲを記載した結果と記載の難易度、疑問に思った点について報告された。
10月の第3回班会議では、指導ガイドラインの目次構成や執筆担当者などの詳細を決定した。そして、担当者が原案の執筆に取り掛かった。以後、11月の第4回班会議、1月の第5回班会議を含め、研究代表者と執筆担当者、厚生労働省医政局医事課医師臨床研修推進室で、原稿の推敲、内容の確認を続けた。
結果と考察
平成31年(2019年)3月初旬に『医師臨床研修指導ガイドライン-2020年度版-』最終版を確定し、3月末日までに印刷、全国の研修病院へ10部ずつ郵送を完了した。
作成された『医師臨床研修指導ガイドライン-2020年度版-』は本文60ページで、目次構成は、序章、第1章 到達目標、第2章 実務研修の方略、第3章 到達目標の達成度評価、第4章 指導体制・指導環境、第5章 研修医の労務環境、第6章 医師臨床研修に関するQ&Aとなっている。
本指導ガイドラインには、現行の到達目標と大きく異なる点(例えば、到達目標の各項目に関する背景や内容の説明、一般外来研修の行い方の例示、評価票の記載方法)への対応や、81のQ&Aが包含されているものの、内容は平成31年(2019年)3月の時点で想定される、研修現場での疑問点や不明確な点に対応したものであるため、今後新たな疑問点や不明確な点が指摘されることも十分予測されるところである。したがって、本医師臨床研修ガイドラインは継続的に更新する必要がある。
作成された『医師臨床研修指導ガイドライン-2020年度版-』は本文60ページで、目次構成は、序章、第1章 到達目標、第2章 実務研修の方略、第3章 到達目標の達成度評価、第4章 指導体制・指導環境、第5章 研修医の労務環境、第6章 医師臨床研修に関するQ&Aとなっている。
本指導ガイドラインには、現行の到達目標と大きく異なる点(例えば、到達目標の各項目に関する背景や内容の説明、一般外来研修の行い方の例示、評価票の記載方法)への対応や、81のQ&Aが包含されているものの、内容は平成31年(2019年)3月の時点で想定される、研修現場での疑問点や不明確な点に対応したものであるため、今後新たな疑問点や不明確な点が指摘されることも十分予測されるところである。したがって、本医師臨床研修ガイドラインは継続的に更新する必要がある。
結論
令和2年(2020年)度に導入される予定の新たな臨床研修の到達目標、方略及び評価に対応する『医師臨床研修指導医ガイドライン-2020年度版-』を作成した。今後臨床研修に係る新たな疑問点や不明確な点が指摘された場合、本指導ガイドラインの内容を更新し、厚生労働省のホームページで対応することとなる。
公開日・更新日
公開日
2019-06-13
更新日
-