患者中心の歯科医療を行うための情報提供内容調査と提供方法構築の研究

文献情報

文献番号
201821015A
報告書区分
総括
研究課題名
患者中心の歯科医療を行うための情報提供内容調査と提供方法構築の研究
課題番号
H30-医療-一般-001
研究年度
平成30(2018)年度
研究代表者(所属機関)
荒木 孝二(東京医科歯科大学 統合教育機構 教学IR部門)
研究分担者(所属機関)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究
研究開始年度
平成30(2018)年度
研究終了予定年度
令和1(2019)年度
研究費
1,275,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究の目的は、医療安全や自由診療に関する歯科医院における情報提供の実態ならびに、患者側の求める情報に関するアンケート調査を実施し、患者に対する情報提供の内容、情報提供方法に関する提言書を作成することである。

研究方法
1.医療安全や自由診療に関する歯科医院における情報提供の実態ならびに、患者側の求める情報に関するアンケート調査の立案
自由診療を行っている歯科医院を対象に、矯正歯科治療とインプラント治療についてアンケート調査することを決定した。
2.アンケート調査対象学会の決定
対象は日本矯正歯科学会認定医、日本口腔インプラント学会専門医とすることを決定した。
3.アンケート調査項目の立案・決定
両学会認定医、専門医へのアンケート項目案を立案し、両学会理事会に送付して内容について確認をした。その結果佐志ゆう的な両学会へのアンケート内容が決定した。
4.アンケート調査実施
両学会事務局から認定医、専門医の住所情報を提供してもらい、アンケート用紙を郵送した。
5.アンケート結果の分析
返送されてきたアンケート用紙の内容を集計し、分析した。その結果医療安全や矯正歯科治療/インプラント治療に関する情報提供を行っていること、また、回答者の多くが矯正歯科治療/インプラント治療に関する問題の相談や対応の経験があることも明らかとなった。
結果と考察
平成30年度は、自由診療のうち特に矯正歯科治療とインプラント治療に焦点を当て、医療安全全般に関する質問に加え、各々の治療の内容に沿ったアンケートを作成した。作成したアンケートを用いて矯正歯科治療に従事する機会が多いと考えられる日本矯正歯科学会認定医取得者ならびに、インプラント治療に従事する機会が多いと考えられる日本口腔インプラント学会専門医取得者より無作為に抽出した各1000名に対して医療安全や矯正歯科治療/インプラント治療に関する歯科医院における情報提供の実態調査を行った。。
結論
約4割より回答があり、回答者のほとんどが医療安全や矯正歯科治療/インプラント治療に関する情報提供を行っていることが明らかとなった。また、回答者の多くが矯正歯科治療/インプラント治療に関する問題の相談や対応の経験があることも明らかとなった

公開日・更新日

公開日
2019-08-19
更新日
-

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2019-08-19
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

収支報告書

文献番号
201821015Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
1,650,000円
(2)補助金確定額
1,650,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 292,213円
人件費・謝金 0円
旅費 0円
その他 982,787円
間接経費 375,000円
合計 1,650,000円

備考

備考
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公開日・更新日

公開日
2019-08-19
更新日
-