文献情報
文献番号
201724009A
報告書区分
総括
研究課題名
C型肝炎救済のための調査研究及び安全対策等に関する研究
課題番号
H27-医薬-指定-012
研究年度
平成29(2017)年度
研究代表者(所属機関)
山口 照英(日本薬科大学 薬学部)
研究分担者(所属機関)
- 八橋 弘(国立病院機構長崎医療センター 臨床研究センター)
- 正木 尚彦(国立国際医療研究センター 中央検査部門)
- 岡田 義昭(埼玉医科大学 医学部)
- 田中 純子(広島大学 大学院医系科学研究科 疫学・疾病制御学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究
研究開始年度
平成27(2015)年度
研究終了予定年度
平成29(2017)年度
研究費
31,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
血液製剤の投与によるC型肝炎ウイルス感染の可能性のある者に対して、当時の診療録(カルテ)またはそれに代わる書類を探すのに利用できる資料を作成し、希望する方に送付し、その現状と実態を把握することを目的とした。
研究方法
資料を希望する方に、診療録(カルテ)等開示請求に関する資料および輸血・血液製剤の投与を受けた方を対象とした無記名アンケート調査用紙を郵送し、記入されたアンケート調査用紙を郵送で回収して、集計と解析をおこなう。また、データマイニングを用いて自由記述の詳細な解析をおこなう。
結果と考察
返信された調査用紙181件中、妊娠出産時99件(54.7%)、新生児期3件(1.7%)、大量出血78件(43.1%)、その他1件(0.6%)であった。現時点では、カルテ等の投与記録につながる資料が入手できたとの回答はなく、カルテ調査が困難な事例が多いことが推察された。
結論
現時点では、カルテ等の投与記録につながる資料が入手できたとの回答はなく、カルテ調査が困難な事例が多いことが推察された。
公開日・更新日
公開日
2019-10-18
更新日
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