予防接種の費用対効果の評価に関する研究

文献情報

文献番号
201617005A
報告書区分
総括
研究課題名
予防接種の費用対効果の評価に関する研究
課題番号
H27-新興行政-一般-003
研究年度
平成28(2016)年度
研究代表者(所属機関)
池田 俊也(国際医療福祉大学 薬学部)
研究分担者(所属機関)
  • 五十嵐 中(東京大学大学院 薬学系研究科)
  • 白岩 健(国立保健医療科学院)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究
研究開始年度
平成27(2015)年度
研究終了予定年度
平成28(2016)年度
研究費
2,770,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
ワクチンの経済評価手法の標準化を意図した研究ガイドラインの策定に向けて、分析事例の先行研究のレビューならびに具体例を用いた分析を行ったうえで、それらの結果を踏まえて「予防接種の費用対効果の評価に関する研究ガイドライン」を策定することを目的とした。
研究方法
(1) 肺炎球菌ワクチンおよび帯状疱疹ワクチンの分析事例を収集し、分析手法のばらつき等について検討を行った。
(2) ロタウイルスワクチン、帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチン、HPVワクチンの費用効果評価を行った。
(3) 昨年度研究ならびに(1), (2)の結果を踏まえ、「予防接種の費用対効果の評価に関する研究ガイドライン」を策定した。
結果と考察
具体的な事例分析等を踏まえ、我が国の状況にあった研究ガイドラインの策定を行った。このガイドラインを参考に費用対効果評価を実施することにより、分析結果の相互比較が可能となり、ワクチン政策に対し大きく貢献しうるものと考えられる。
結論
これまで報告されているワクチンの経済評価研究では分析手法が様々であり、結果の相互比較は困難な状況にあったが、具体的な事例分析等を踏まえて、我が国の状況にあった研究ガイドラインの策定を行うことができた。

公開日・更新日

公開日
2017-06-01
更新日
-

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2017-06-02
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

文献情報

文献番号
201617005B
報告書区分
総合
研究課題名
予防接種の費用対効果の評価に関する研究
課題番号
H27-新興行政-一般-003
研究年度
平成28(2016)年度
研究代表者(所属機関)
池田 俊也(国際医療福祉大学 薬学部)
研究分担者(所属機関)
  • 五十嵐 中(東京大学大学院 薬学系研究科)
  • 白岩 健(国立保健医療科学院)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究
研究開始年度
平成27(2015)年度
研究終了予定年度
平成28(2016)年度
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
ワクチンの経済評価手法の標準化を意図した研究ガイドラインを策定することを目的とした。
研究方法
ワクチンの経済評価手法の標準化を意図した研究ガイドラインの策定に向けて、分析事例の先行研究のレビューを行った。また、ワクチンの費用対効果評価における生産性損失の組み入れ法、割引率の考え方、アウトカム指標について、関連文献を収集し、論点整理を行った。さらに具体例を用いた分析を行ったうえで、それらの結果を踏まえて「予防接種の費用対効果の評価に関する研究ガイドライン」を策定した。
結果と考察
1年目は、ワクチンの経済評価手法の標準化を意図した研究ガイドラインの策定に向けて、分析事例の先行研究のレビューを行うとともに、ワクチンの費用対効果評価における生産性損失の組み入れ法、割引率の考え方、アウトカム指標について、関連文献を収集し、論点整理を行った。2年目には引き続き分析事例の先行研究のレビューならびに具体例を用いた分析を行ったうえで、それらの結果を踏まえて「予防接種の費用対効果の評価に関する研究ガイドライン」を策定した。
結論
具体的な事例分析を踏まえ、我が国の状況にあった研究ガイドラインの策定を行った。このガイドラインを参考に費用対効果評価を実施することにより、分析結果の相互比較が可能となり、ワクチン政策に対し大きく貢献しうるものと考えられる。

公開日・更新日

公開日
2017-06-01
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
201617005C

収支報告書

文献番号
201617005Z