神経芽腫マススクリーニング休止後の神経芽腫発生状況に関する研究

文献情報

文献番号
201606010A
報告書区分
総括
研究課題名
神経芽腫マススクリーニング休止後の神経芽腫発生状況に関する研究
課題番号
H28-健やか-一般-004
研究年度
平成28(2016)年度
研究代表者(所属機関)
家原 知子(京都府立医科大学 医学研究科)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 成育疾患克服等次世代育成基盤研究
研究開始年度
平成28(2016)年度
研究終了予定年度
平成28(2016)年度
研究費
6,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
201606010C

成果

専門的・学術的観点からの成果
統計解析結果が終了した場合には、乳児期神経芽腫スクリーニング休止前後のコホート解析研究によって、スクリーニングの実施および休止による死亡率の変化や罹患率の変化が明らかとなり、世界に先駆けて我が国で行われたスクリーニングの真の効果判定が可能となり、我が国の大規模な疫学研究の結果として論文および国際学会での報告を通じて国際的に公表することができる。さらに、本研究の結果をもとに、今後の対策型検診や乳児期健康診査等の政策への活用が見込まれる。
臨床的観点からの成果
乳児期神経芽腫スクリーニングの不利益として指摘されている過剰診断割合や乳児期の神経芽腫の病態解明の把握が可能となる。近年、胎児エコーの進歩や新生児期の超音波スクリーニングの試行増に伴い、無症状な神経芽腫症例が発見されることが多くなり、本研究の知見は、これらの乳児期に発見診断される神経芽腫症例に対する安全かつ適切な治療指針を確立することが可能となる。
ガイドライン等の開発
データーベース解析後には、乳児期に発見診断される神経芽腫症例に対する安全かつ適切な治療指針(ガイドライン)の作成が可能。
その他行政的観点からの成果
特になし
その他のインパクト
特になし

発表件数

原著論文(和文)
2件
原著論文(英文等)
10件
その他論文(和文)
4件
その他論文(英文等)
2件
学会発表(国内学会)
6件
学会発表(国際学会等)
1件
Advances in Neuroblastoma Research 2016, 19th-23rd June, 2016 (Cairns, Australia)
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2021-06-03
更新日
-

収支報告書

文献番号
201606010Z