入院中の重度訪問介護の適正な利用に関する研究

文献情報

文献番号
201605038A
報告書区分
総括
研究課題名
入院中の重度訪問介護の適正な利用に関する研究
課題番号
H28-特別-指定-037
研究年度
平成28(2016)年度
研究代表者(所属機関)
高木 憲司(和洋女子大学 生活科学系 家政福祉学研究室)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
平成28(2016)年度
研究終了予定年度
平成28(2016)年度
研究費
1,414,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2017-05-30
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

行政効果報告

文献番号
201605038C

成果

専門的・学術的観点からの成果
現在、全国の市(中核市以上)が実施している「入院中のコミュニケーション支援」の実態を把握することができた。「地域生活支援事業」における実施であるため、各市で利用時間の上限を設ける等、全国的に必ずしも統一された運用となっていない実態が明らかになった。
臨床的観点からの成果
医療側・介護側の相互理解の上に立った連携・役割分担を患者個別に行うことが重要であることから、入院中コミュニケーション支援事業に係る医療側と介護側の認識の違いを埋めるため、本事業の支援者が最初に支援に入るときや、その後も日々の丁寧な話し合いが必要であること。また、本事業のパンフレットや理解度チェック表等のツールを整備し、市町村等の理解度を深め、ケアマネジャーや相談支援専門員が医療側・介護側双方に制度理解を求めることも含めてコーディネートしやすい環境を整える方策が必要であること等が明らかになった。
ガイドライン等の開発
特になし
その他行政的観点からの成果
制度施行のために必要な事項について明らかにすることができた。本研究結果を踏まえ厚生労働省において、「入院中の重度訪問介護の適切な利用」について制度化がなされた。
その他のインパクト
平成30年4月より、厚生労働省が制度見直しを行い、入院中の重度訪問介護の利用が認められることとなった。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2022-05-26
更新日
-

収支報告書

文献番号
201605038Z