文献情報
文献番号
201601021A
報告書区分
総括
研究課題名
社会的養護における人材育成等の課題に対する研究
課題番号
H28-政策-指定-007
研究年度
平成28(2016)年度
研究代表者(所属機関)
新保 幸男(神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部社会福祉学科)
研究分担者(所属機関)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 政策科学総合研究(政策科学推進研究)
研究開始年度
平成28(2016)年度
研究終了予定年度
平成30(2018)年度
研究費
4,089,000円
研究者交替、所属機関変更
変更はありません。
研究報告書(概要版)
研究目的
3年計画の1年目として、「専門性の変化を把握するために有効な質問項目」を発見することに重点を置いた。特に、施設種別ごとに推薦された施設長及び研究分担者などとの研究推進会議や研究会などの場を通して、調査票の設計を丁寧に行った。
研究方法
「その効果を実証する目的」と「一つの自治体における実態を把握する目的」という2つの目的をもってA県の社会的養護関連の施設・機関で働く常勤職全員を対象とする調査研究を実施した。
結果と考察
(1)「社会的養護分野での勤務月数」と「①専門基礎、②専門応用、④職業倫理」について、勤務月数の上昇とともに得点が上昇する傾向が読み取れた。
(2)専門性の変化を見るための項目として、「専門基礎」「専門応用」「職業倫理」として区分したものが有効であることが分かった。しかし、「職場環境」と区分していた「スーパーバイザーとしての役割」(問45)が重要であることが分かった。
(2)専門性の変化を見るための項目として、「専門基礎」「専門応用」「職業倫理」として区分したものが有効であることが分かった。しかし、「職場環境」と区分していた「スーパーバイザーとしての役割」(問45)が重要であることが分かった。
結論
2年目以降の調査研究において、「スーパーバイザーとしての役割」に注目する必要性が示唆された。
公開日・更新日
公開日
2018-06-25
更新日
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