エイズ対策研究事業の企画と評価に関する研究

文献情報

文献番号
199800527A
報告書区分
総括
研究課題名
エイズ対策研究事業の企画と評価に関する研究
課題番号
-
研究年度
平成10(1998)年度
研究代表者(所属機関)
吉倉 廣(国立感染症研究所)
研究分担者(所属機関)
研究区分
厚生科学研究費補助金 先端的厚生科学研究分野 エイズ対策研究事業
研究開始年度
平成9(1997)年度
研究終了予定年度
平成11(1999)年度
研究費
20,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
世界で医学的にも社会的にも問題となっているエイズを克服することは現在の医学研究者の使命である。このためには、基礎研究、臨床研究、さらには、社会医学的研究と幅の広い分野において、限られた研究リソースを有効に使い成果をあげなければならない。このため、エイズ研究の専門家からなる委員会を設け、研究費配分と研究成果評価を公正に行うことが必須である。
研究方法
エイズ研究の専門家である研究者を委員とする中間・事後評価委員会及び事前評価委員会を組織し、1)研究者の選考及び研究費の配分額の決定、2)研究組織の設定、並びに3)研究成果の評価を行った。このため中間・事後評価委員及び事前評価委員は、それぞれ専門分野の最新の知見の収集を行った。また、日仏エイズ会議においても研究評価を行い、フランス側から特に今後の継続が提案された
結果と考察
1)平成10年度のエイズ対策研究事業における研究課題の中間評価を行ったところ、すべて適切に進められていた。2)平成10年度エイズ対策研究事業の平成11年度への継続の可否について審査し、すべて承認した。3)平成11年度分の新規申請課題の評価を行って2課題に絞り込んだ。
結論
エイズ対策研究事業を実施するため、適切な課題の設定、最適な研究者の選考、公正な研究費の配分、そして厳密な研究成果の評価を実施することができた。

公開日・更新日

公開日
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更新日
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研究報告書(紙媒体)