文献情報
文献番号
201504005A
報告書区分
総括
研究課題名
対策型検診としての胃内視鏡検査等の実施にかかる体制整備のための研究
課題番号
H27-特別-指定-005
研究年度
平成27(2015)年度
研究代表者(所属機関)
深尾 彰(山形大学医学部)
研究分担者(所属機関)
- 渋谷 大助(宮城県対がん協会 がん検診センター)
- 成澤 林太郎(新潟県立がんセンター 新潟病院)
- 濱島 ちさと(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
平成27(2015)年度
研究終了予定年度
平成27(2015)年度
研究費
6,894,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
本研究は、内視鏡検査による胃がん検診を対策型検診として実施するために必要な事項の標準化について検討し、その成果をもとにして市町村が本検診を適切に推進していくためのマニュアルを作成することを目的とした。
研究方法
以下の4点について討議したうえで、マニュアルの作成を行った。
1)内視鏡検診実施の条件(対象者・検査医・検査機器の条件、ダブルチェック等読影体制、データ管理等)
2)検査手順の標準化(前処置、インフォームドコンセント、検査手技等)
3)不利益への対策(疑陽性、過剰診断、感染症、偶発症等)
4)今後の課題(リスク層別化、ヘリコバクターピロリ感染・除菌等)
マニュアル作成には、分担研究者の他、一瀬雅夫(和歌山県立医科大学)、斎藤博(国立がん研究センター)、細川治(横浜栄共済病院)、芳野純治(藤田保健衛生大学)を協力者として執筆を依頼した。
1)内視鏡検診実施の条件(対象者・検査医・検査機器の条件、ダブルチェック等読影体制、データ管理等)
2)検査手順の標準化(前処置、インフォームドコンセント、検査手技等)
3)不利益への対策(疑陽性、過剰診断、感染症、偶発症等)
4)今後の課題(リスク層別化、ヘリコバクターピロリ感染・除菌等)
マニュアル作成には、分担研究者の他、一瀬雅夫(和歌山県立医科大学)、斎藤博(国立がん研究センター)、細川治(横浜栄共済病院)、芳野純治(藤田保健衛生大学)を協力者として執筆を依頼した。
結果と考察
通算4回の班会議を通じて内視鏡検診の標準化に関する検討及びマニュアル作成のための編集作業を行った。本研究で作成した「対策型検診のための胃内視鏡検診マニュアル2015年版」は、一般社団法人日本消化器がん検診学会(理事長:深尾)のマニュアル作成員会が編集したものとして全市町村に送付した。
結論
内視鏡検査による胃がん検診を対策型検診として実施するために必要な事項の標準化について検討し、その成果をもとにして市町村が本検診を適切に推進していくためのマニュアルを作成した。
公開日・更新日
公開日
2016-05-26
更新日
-