炭素-11標識メチオニンPETによる脳腫瘍診断

文献情報

文献番号
201435009A
報告書区分
総括
研究課題名
炭素-11標識メチオニンPETによる脳腫瘍診断
課題番号
-
研究年度
平成26(2014)年度
研究代表者(所属機関)
玉木 長良(北海道大学 大学院医学研究科)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 厚生科学基盤研究分野 【委託費】 医療技術実用化総合研究(臨床研究・治験推進研究事業)
研究開始年度
平成26(2014)年度
研究終了予定年度
平成26(2014)年度
研究費
46,153,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2015-06-16
更新日
-

行政効果報告

文献番号
201435009C

成果

専門的・学術的観点からの成果
研究の目的は、メチオニン専用自動合成装置で製造した炭素 11標識メチオニンを用いたPET検査の放射線照射後の再発検出における有用性がFDGと比較し優位であることの検証と炭素 11標識メチオニンの安全性を多施設臨床研究で確認し、薬事承認申請資料に活用することである。  臨床試験は、先進医療Bとして2014年11月に承認され、北海道大学病院において2015年1月より開始し、その後、大阪大学医学部附属病院および福島県立医科大学附属病院が共同実施機関として臨床研究に加わった。  2015年4月以降は日本医療研究開発機構の委託研究開発事業で研究継続中である。
臨床的観点からの成果
臨床試験の先進医療Bの承認を2014年11月に取得し、北海道大学病院において2015年1月よりICH-GCPに則った臨床試験を開始できた。その後、大阪大学医学部附属病院および福島県立医科大学附属病院が共同実施機関として臨床研究に加わり、症例収集に注力した結果、2018年5月末時点で主要評価に必要な症例数33症例に対し31症例に到達しており(達成率:94%)、目標到達まで目前となっている。
ガイドライン等の開発
特に無し。
その他行政的観点からの成果
この臨床研究の結果を基にし、C-MET100の薬事承認申請につなげることが本研究の目的であり、その道筋をつけることができた。
その他のインパクト
研究成果は 北海道新聞 2015年2月6日朝刊、北海道医療新聞 2015年2月20日、薬事ニュース 2014年11月28日、国際医薬品情報 2015年4月13日、日経バイオテクONLINEアカデミック版 2015年2月9日版 / 2015年3月30日版等で報道された。

発表件数

原著論文(和文)
1件
原著論文(英文等)
4件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
6件
学会発表(国際学会等)
3件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2015-06-16
更新日
2019-06-11

収支報告書

文献番号
201435009Z