新刃先形状をもつ高難度手術を可能にする新規国産医療用ドリルの開発

文献情報

文献番号
201434010A
報告書区分
総括
研究課題名
新刃先形状をもつ高難度手術を可能にする新規国産医療用ドリルの開発
課題番号
-
研究年度
平成26(2014)年度
研究代表者(所属機関)
植木 賢(鳥取大学医学部附属病院次世代高度医療推進センター)
研究分担者(所属機関)
  • 永島 英樹(鳥取大学医学部整形外科)
  • 榎田 誠(鳥取大学医学部整形外科)
  • 中山 敏(鳥取大学医学部形成外科)
  • 陶山 淑子(鳥取大学医学部形成外科)
  • 櫻木 哲詩(鳥取大学医学部形成外科)
  • 古賀 敦朗(鳥取大学医学部附属病院次世代高度医療推進センター)
  • 遠藤 佑輔(鳥取大学医学部附属病院次世代高度医療推進センター)
  • 上原 一剛(鳥取大学医学部附属病院次世代高度医療推進センター)
  • 増田 紳哉(鳥取大学医学部附属病院次世代高度医療推進センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 厚生科学基盤研究分野 【委託費】 医療機器開発推進研究
研究開始年度
平成26(2014)年度
研究終了予定年度
平成26(2014)年度
研究費
15,022,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
工業用ドリルの開発に十分な実績をもつ企業と協同し、細かな手技を必要とする整形外科手術に適した新規国産医療用ドリルの開発を進める。また、国産医療機器創出基盤整備等事業のプラットフォームを活用した、国産医療用ドリルの開発とその開発を通じた医療機器開発の人材育成を目的としている。
研究方法
医療用ドリルの試作と臨床試験・非臨床試験を繰り返して最適な医療用ドリルの形状に関する検討を進めることにより、日本の手術事情に応じた新規国産整形外科向け医療用ドリルの開発を進める。また、知的財産や市場に関する調査と開発する予定のドリルに対する薬事申請戦略策定を実施する。
結果と考察
骨接合術時の骨孔作製手技に用いられるドリルを対象に開発を進めた。また、新規医療用ドリルの臨床試験を行うためのプロトコールや薬事申請のための申請データパッケージについて検討した。さらに、外部調査会社のデータ活用によって、知財調査とマーケティング調査を行った。穴あけ加工実験の実施によって切削抵抗および被削材表面の温度に及ぼす刃先形状の影響を明らかにした。開発する医療用ドリルが市場投入されれば、高難度の骨孔の穴あけ加工を伴う手術でも確実かつ安全に実施できることが想定される。また、輸入に依存せず国産医療機器を海外に展開するひとつの糸口にもなり得る。
結論
新規国産医療用ドリルの日本国内における市場規模や知的財産に関して収集した情報は、開発する医療用ドリルの上市に向けた有益な情報となる。また、最適刃先形状の究明に関する検討では、臨床試験に耐えうる医療用ドリルを開発するための重要な基礎データを得た。

公開日・更新日

公開日
2016-01-28
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2016-01-22
更新日
-

行政効果報告

文献番号
201434010C

成果

専門的・学術的観点からの成果
2種類の3.2mm の市販ドリルへのシンニング付与と先端角調整で、概ね穴あけ加工中における最大切削力の低減に効果がみられた。試作医療用ドリルを用いたいずれの非臨床試験の結果もドリル先端部へのシンニングの付与が切削性能に少なからず影響を及ぼしていた。掘削抵抗率が低減したのは、シンニング加工による切りくずの排出効率の向上が関与したものと推察した。
臨床的観点からの成果
無し
ガイドライン等の開発
無し
その他行政的観点からの成果
無し
その他のインパクト
無し

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
2件
第42回日本骨折治療学会“ドリル先端形状が骨孔作製性能に及ぼす影響”、第127回中部日本整形外科災害外科学会“新規国産医療用ドリルの開発と臨床応用―新刃先形状「月光」で整形外科手術成績の向上を目指す”
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2016-01-28
更新日
2019-05-27

収支報告書

文献番号
201434010Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
19,528,000円
(2)補助金確定額
19,528,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 8,049,278円
人件費・謝金 526,718円
旅費 0円
その他 6,446,004円
間接経費 4,506,000円
合計 19,528,000円

備考

備考
-

公開日・更新日

公開日
2016-01-28
更新日
-