肝炎等克服政策研究事業の企画及び評価に関する研究

文献情報

文献番号
201422006A
報告書区分
総括
研究課題名
肝炎等克服政策研究事業の企画及び評価に関する研究
課題番号
H26-肝政-一般-006
研究年度
平成26(2014)年度
研究代表者(所属機関)
中山 鋼(国立感染症研究所 企画調整主幹室)
研究分担者(所属機関)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 【補助金】 肝炎等克服政策研究
研究開始年度
平成26(2014)年度
研究終了予定年度
平成28(2016)年度
研究費
1,981,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究は、肝炎研究等の専門家による同事業で実施する研究課題についての研究の企画と評価を行うとともに、肝炎研究の企画・評価に必要な情報収集・調査の実施、円滑かつ適切な研究評価を行うため研究情報の共有や評価の円滑化のための方法の検討・改善について研究し、肝炎等克服政策研究の推進に資することを目的とする。
研究方法
肝炎等研究の専門家による評価組織との連絡、情報共有等の実施、研究協力者(プログラムオフィサー)等による研究班会議への出席及び研究の進捗状況の把握、ピアレビューの実施と評価委員会への情報提供、肝炎等克服緊急対策研究事業において実施されている研究課題を対象とした研究成果発表会の実施、今後の研究の企画・評価、研究実施に対する効率的・効果的な支援方法についての検討を行った。
結果と考察
1.肝炎等克服政策研究事業の企画・評価等の支援①肝炎等克服政策研究事業において研究を行う公募研究課題について班会議に出席し、評価委員、厚生労働本省との情報共有、②全研究課題の研究代表者に対して成果概要の作成を依頼し、その取りまとめを行い、関係者に配布、③成果発表会を実施し評価委員によるヒアリングを実施。2.研究の企画・評価等の支援方法の検討を行い、これまで開発してきたシステムに機能追加による強化及び改善に併せて、インターネットを利用してプログラムオフィサーと厚生労働省担当者とともに班会議の情報を共有できる「班会議情報共有システム」を今年度より実施。【考察】肝炎等政策研究事業をさらに推進するためには、研究課題の適切な設定と研究者(組織)の選定及び研究経費の効率的・効果的な配分、研究課題の実施支援と適切な評価、さらにその評価を踏まえた課題の設定と研究者の選定、実施というサイクルを適切に行っていくことが重要である。
結論
今年度においては、肝炎等克服政策研究事業において実施される研究課題の企画・評価及び研究の実施の支援を行うとともに、その実施を通して、さらに適切かつ円滑な支援方法等の改善について検討を行い、肝炎対策の推進に資する研究の効果的・効率的な実施に貢献したと考えている。具体的には、効率的な評価に資する評価支援システム、プログラムオフィサーと厚生労働省担当者とともに班会議情報を共有する目的で開発していた「班会議情報共有システム」を今年度より実施し、研究発表会の開催や、研究協力者(プログラムオフィサー)が班会議に参加し、その報告を中間・事後評価委員会委員へ報告することを通じて、研究のより良い評価に貢献したと考えている。

公開日・更新日

公開日
2017-01-20
更新日
-

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2016-01-22
更新日
-

収支報告書

文献番号
201422006Z