免疫アレルギー疾患予防・治療研究に係る企画及び評価の今後の方向性の策定に関する研究

文献情報

文献番号
201414001A
報告書区分
総括
研究課題名
免疫アレルギー疾患予防・治療研究に係る企画及び評価の今後の方向性の策定に関する研究
課題番号
H23-免疫-指定-017
研究年度
平成26(2014)年度
研究代表者(所属機関)
長谷川 眞紀(独立行政法人 国立病院機構相模原病院)
研究分担者(所属機関)
  • 松井  利浩(独立行政法人 国立病院機構相模原病院 )
  • 福冨  友馬(独立行政法人 国立病院機構相模原病院 )
  • 安酸  史子(防衛医科大学校医学教育部)
  • 西間  三馨(福岡女学院看護大学)
  • 越智  隆弘(大阪警察病院)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 【補助金】 難治性疾患等克服研究(免疫アレルギー疾患等予防・治療研究)
研究開始年度
平成23(2011)年度
研究終了予定年度
平成26(2014)年度
研究費
14,000,000円
研究者交替、所属機関変更
研究代表者 秋山一男(独立行政法人国立病院機構相模原病院) 平成26年11月3日 逝去のため、平成26年11月4日付で、長谷川眞紀 (独立行政法人国立病院機構相模原病院)に交替 

研究報告書(概要版)

研究目的
免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業における長期的・中期的さらには危急的目標に対しての適切な研究課題の企画・評価を実施するための方向性を探り、研究の質の向上・維持を目的として、事務業務を遂行するとともに、リウマチ・アレルギー疾患に関連する全方位的情報発信アレルギー疾患の自己管理の指針となるべきマニュアルの作成および患者自身による自己管理能力の開発とその評価・検証システムの構築を目的とする。
研究方法
1.免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業事務局機能の実施、2.免疫アレルギー疾患関連情報発信機能の実施、3.アレルギー疾患自己管理アニュアルの作成および患者主導の慢性疾患セルフマネージメントプログラム(Chronic Disease Self-Management Program以下CDSMP) の効果の検証を実施した。
結果と考察
事務局機能に関しては、本事業における研究が滞りなく進行し、報告会(毎年度末に実施)、抄録集、報告書(毎年度刊行)、カラーパンフレット刊行等、初期の計画はほぼ予定通りに達成できた。情報発信機能については、本年度はおおむね時宜に対応した情報発信はできたと思われるが、改訂が定期的に行われているアレルギー疾患関連ガイドラインについては適宜ホームページの改訂がなされたが、リウマチ疾患ガイドラインについては今後の対応が必要である。アレルギー疾患自己管理マニュアルの作成とその効果の検証については、ガイドラインの改定に伴い、セルフケアナビの改訂も逐次実施した。現在セルフケアナビは「ぜんそく成人用」、「ぜんそく乳児・幼児」、「ぜんそく小児用」、「アトピー性皮膚炎」、「食物アレルギー」の5種類が刊行されている。その検証についてはまだ十分にできてない点、今後の推進が必要である。日本型のセルフマネジメントプログラムの開発と効果の検証については、我が国初の試みでもあり、現在進行中であり、今後の推進と検証が必要である。本研究事業で得られた成果を活用することで、アレルギー・リウマチ疾患の自己管理が向上し、アレルギー・リウマチ疾患患者のQOLの改善へと向かうことが期待される。
結論
免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業の効果的な遂行のための企画・評価・情報発信に加えて、自己管理支援のためのツールとしての患者向け自己管理マニュアルの作成、さらに自己管理に対しての患者自身のモチベーション向上のためのCDSMPの我が国への導入を図り、その効果の検証を行った。

公開日・更新日

公開日
2015-06-26
更新日
-

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2015-06-26
更新日
-

文献情報

文献番号
201414001B
報告書区分
総合
研究課題名
免疫アレルギー疾患予防・治療研究に係る企画及び評価の今後の方向性の策定に関する研究
課題番号
H23-免疫-指定-017
研究年度
平成26(2014)年度
研究代表者(所属機関)
長谷川 眞紀(独立行政法人 国立病院機構相模原病院)
研究分担者(所属機関)
  • 松井 利浩( 独立行政法人 国立病院機構相模原病院 )
  • 福冨 友馬( 独立行政法人 国立病院機構相模原病院 )
  • 安酸 史子(防衛医科大学医学教育部)
  • 西間 三馨(福岡女学院看護大学)
  • 越智 隆弘(大阪警察病院)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 【補助金】 難治性疾患等克服研究(免疫アレルギー疾患等予防・治療研究)
研究開始年度
平成23(2011)年度
研究終了予定年度
平成26(2014)年度
研究者交替、所属機関変更
研究代表者 秋山一男(独立行政法人国立病院機構相模原病院)平成26年11月3日 逝去のため、平成26年11月4日付で、長谷川眞紀(独立行政法人国立病院機構相模原病院)に交替

研究報告書(概要版)

研究目的
免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業における長期的・中期的さらには危急的目標に対しての適切な研究課題の企画・評価を実施するための方向性を探り、研究の質の向上・維持を目的として、事務業務を遂行するとともに、リウマチ・アレルギー疾患に関連する全方位的情報発信アレルギー疾患の自己管理の指針となるべきマニュアルの作成および患者自身による自己管理能力の開発とその評価・検証システムの構築を目的とする。
研究方法
1.免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業事務局機能の実施、2.免疫アレルギー疾患関連情報発信機能の実施、3.アレルギー疾患自己管理アニュアルの作成および患者主導の慢性疾患セルフマネージメントプログラム(Chronic Disease Self-Management Program以下CDSMP) の効果の検証を実施した。
結果と考察
事務局機能に関しては、本事業における研究が滞りなく進行し、報告会(毎年度末に実施)、抄録集、報告書(毎年度刊行)、カラーパンフレット刊行、主任研究者の報告書のホームページへの掲載等、初期の計画はほぼ予定通りに達成できた。情報発信機能については、おおむね時宜に対応した情報発信はできたと思われる。改訂が定期的に行われているアレルギー疾患関連ガイドラインについてはその内容を反映したホームページの改訂がなされたが、リウマチ疾患ガイドラインについては今後の対応が必要である。アレルギー疾患自己管理マニュアルの作成とその効果の検証については、ガイドラインの改定に伴い、セルフケアナビの改訂も逐次実施した。現在セルフケアナビは「ぜんそく成人用」、「ぜんそく乳児・幼児」、「ぜんそく小児用」、「アトピー性皮膚炎」、「食物アレルギー」の5種類が刊行されている。その検証についてはまだ十分にできてない点、今後の推進が必要である。日本型のセルフマネジメントプログラムの開発と効果の検証については、CDSMPの受講は、自律神経系、内分泌系、免疫系を改善する効果があることが示唆され、このことが健康状態の自己評価尺度の改善に繋がっていると考えられた。本研究事業で得られた成果を活用することで、アレルギー・リウマチ疾患の自己管理が向上し、アレルギー・リウマチ疾患患者のQOLの改善へと向かうことが期待される。
結論
免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業の効果的な遂行のための企画・評価・情報発信に加えて、自己管理支援のためのツールとしての患者向け自己管理マニュアルの作成、さらに自己管理に対しての患者自身のモチベーション向上のためのCDSMPの我が国への導入を図り、その効果の検証を行った。

公開日・更新日

公開日
2015-06-26
更新日
-

研究報告書(PDF)

公開日・更新日

公開日
2015-06-26
更新日
-

行政効果報告

文献番号
201414001C

収支報告書

文献番号
201414001Z