光音響イメージングを利用した肝胆膵癌診断法の開発

文献情報

• 文献番号: 201313072A
• 報告書区分: 総括
• 研究課題名: 光音響イメージングを利用した肝胆膵癌診断法の開発
• 研究課題名（英字）: -
• 課題番号: H25-３次がん-若手-011
• 研究年度: 平成25(2013)年度
• 研究代表者(所属機関): 石沢 武彰(東京大学医学部附属病院 人工臓器移植外科)
• 研究分担者(所属機関): -
• 研究区分: 厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 第３次対がん総合戦略研究
• 研究開始年度: 平成25(2013)年度
• 研究終了予定年度: 平成25(2013)年度
• 研究費: 4,154,000円
• 研究者交替、所属機関変更: -

研究報告書（概要版）

行政効果報告

• 文献番号: 201313072C

成果

• 専門的・学術的観点からの成果: すでに実臨床に導入されている、indocyanine green（ICG）を用いた蛍光イメージングによる肝癌診断法の理論を先端光学技術である光音響イメージングに応用し得た点が本研究の成果である。光音響イメージングは基礎研究では最も活発な研究領域の一つであるが、本研究のように臨床サンプル (患者切除標本を用いて癌組織を描出した報告は非常に少ない。
• 臨床的観点からの成果: 光音響イメージングは、超音波画像上にICGなどのプローブの分布をリアルタイムに表示できるという利点を持つ。超音波検査は肝腫瘍のスクリーニングおよび術中診断に不可欠な画像検査法として広く普及しており、本研究の成果は光音響イメージングの臨床応用を検討するうえで重要な資料として活用されることが期待される。
• ガイドライン等の開発: ガイドラインなどの開発には至っていない。
• その他行政的観点からの成果: 行政的観点から成果を上げるには至っていない。
• その他のインパクト: 蛍光イメージング手術を特集した報道番組、書籍などの一部に本研究の成果を公表する予定である。

発表件数

• 原著論文（和文）: 0件
• 原著論文（英文等）: 2件
• その他論文(和文): 0件
• その他論文(英文等): 1件
• 学会発表(国内学会): 0件
• 学会発表(国際学会等): 2件
• その他成果(特許の出願): 0件
• その他成果(特許の取得): 0件
• その他成果(施策への反映): 0件
• その他成果(普及・啓発活動): 0件

主な原著論文20編（論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る）

• 原著論文1: Miyata A, Ishizawa T, Kamiya M, et al.; Photoacoustic tomography of human hepatic malignancies using intraoperative indocyanine green fluorescence imaging; PLoS One , 9 (11) , e112667- (2014); 10.1371/journal.pone.0112667

公開日・更新日

• 公開日: 2015-04-28
• 更新日: 2018-06-25

収支報告書

• 文献番号: 201313072Z
• 報告年月日: 2014年10月03日

収入

• (1)補助金交付額: 5,400,000円
• (2)補助金確定額: 5,400,000円
• 差引額 [(1)-(2)]: 0円

支出

研究費 (内訳)	直接研究費	物品費	516,490円
		人件費・謝金	0円
		旅費	293,510円
		その他	3,344,000円
	間接経費		1,246,000円
合計			5,400,000円

備考

• 備考: -

公開日・更新日

• 公開日: 2015-10-14
• 更新日: -