大量構造計算とゲノムバイオマーカーを取り入れたin vivoスクリーニングによる生理的肝代謝系で効果の高いβカテニン阻害剤の開発

文献情報

文献番号
201313061A
報告書区分
総括
研究課題名
大量構造計算とゲノムバイオマーカーを取り入れたin vivoスクリーニングによる生理的肝代謝系で効果の高いβカテニン阻害剤の開発
課題番号
H24-3次がん-若手-001
研究年度
平成25(2013)年度
研究代表者(所属機関)
石川 俊平(東京医科歯科大学 難治疾患研究所)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 第3次対がん総合戦略研究
研究開始年度
平成24(2012)年度
研究終了予定年度
平成25(2013)年度
研究費
3,154,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2015-01-23
更新日
-

文献情報

文献番号
201313061B
報告書区分
総合
研究課題名
大量構造計算とゲノムバイオマーカーを取り入れたin vivoスクリーニングによる生理的肝代謝系で効果の高いβカテニン阻害剤の開発
課題番号
H24-3次がん-若手-001
研究年度
平成25(2013)年度
研究代表者(所属機関)
石川 俊平(東京医科歯科大学 難治疾患研究所)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 第3次対がん総合戦略研究
研究開始年度
平成24(2012)年度
研究終了予定年度
平成25(2013)年度
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

研究報告書(紙媒体)

公開日・更新日

公開日
2015-01-23
更新日
-

行政効果報告

文献番号
201313061C

成果

専門的・学術的観点からの成果
我々はin-silicoスクリーニングによりβカテニンの結晶構造および実際に合成可能な200万化合物の立体構造情報をもとに、約100化合物を選び出した。その結果IC50=1μM以下のものを含め母核構造の異なるヒット化合物を得て細胞レベルの検討でも活性を見いだすことが出来た。これらの化合物構造をもとに2ndラウンドのin-silicoスクリーニングを行い。27個の活性化合物を売ることが出来た。いくつかにすいてはマウスのXenograftモデルを用いた系でも抗腫瘍効果を観測することができた。
臨床的観点からの成果
βカテニン-TCF4阻害剤はβカテニンシグナルパスウェイの最下流を阻害する為、βカテニン-CBP阻害剤を初め他の多くのβカテニンシグナルパスウェイ阻害剤に対して新たな変異等により耐性を獲得したがんに対しても効果が見込めると考えられる。すなわち我が国の保健衛生上重要な大部分のがん種に対して使用可能なセカンドラインドラッグとなり得る可能性が十分に考えられる。
ガイドライン等の開発
該当なし
その他行政的観点からの成果
該当なし
その他のインパクト
該当なし

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
1件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2015-09-02
更新日
2017-06-23

収支報告書

文献番号
201313061Z