リスク・コミュニケーションの手法を活用した地域保健医療福祉分野での原子力災害対策の実践的な活動の展開とその検証に関する研究

文献情報

文献番号
201305037A
報告書区分
総括
研究課題名
リスク・コミュニケーションの手法を活用した地域保健医療福祉分野での原子力災害対策の実践的な活動の展開とその検証に関する研究
課題番号
H25-特別-指定-029
研究年度
平成25(2013)年度
研究代表者(所属機関)
山口 一郎(国立保健医療科学院 生活環境研究部)
研究分担者(所属機関)
-
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 厚生労働科学特別研究
研究開始年度
平成25(2013)年度
研究終了予定年度
平成25(2013)年度
研究費
9,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究報告書(PDF)

行政効果報告

文献番号
201305037C

成果

専門的・学術的観点からの成果
この研究班ではこれまでの各国でのリスク・コミュニケーション活動の知見を踏まえ考え方の整理を試みるとともに、地域での実践的な活動にも基づき、この難問の解決策を探った。
現場からの意見や疑問を重んじ、現場の方々がこれまで置かれてきた状況がもたらした複雑な感情にも配慮しつつ、より人に近いテーマを意識した研修プログラムは現場で受け入れられ、モデルとして提示できたと考えられる。
臨床的観点からの成果
特記すべきことなし。
ガイドライン等の開発
福島県での専門家意見交換会において伊達市の取り組みの紹介で参考とされた。
その他行政的観点からの成果
作成した資料は平成26年度の福島県の保育士を対象とした研修で用いられると共に平成26年度の福島県での保健師を対象とした応用研修で参考資料として配付され、平成27年度も配布される予定である。南相馬市では、保育所・幼稚園の全スタッフに配布された。
福島県富岡町で住民に配布する健康手帳に参考資料として掲載された(平成26年度に配布)。
放射線カルテットは、福島県義務教育課で作成した資料でリソースの1つとして紹介された。
その他のインパクト
平成26年度に開催された日本放射線安全管理学会6月シンポジウムでコミュニケーションに関するセッションを設け、本研究班の成果を伝えた。
平成27年度にも同様に日本放射線安全管理学会6月シンポジウムでコミュニケーションに関するセッションを設け、本研究班の成果を発表する予定である。
放射線カルテットが平成27年度に生協の会員向けの通信紙で紹介された。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
2件
平成25年度の厚労科研特別研究での取り組み
学会発表(国際学会等)
1件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
4件
http://www.niph.go.jp/soshiki/09seikatsu/EMA/radiation/2013comm/ https://ndrecovery.niph.go.jp/

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2015-06-10
更新日
-

収支報告書

文献番号
201305037Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
9,000,000円
(2)補助金確定額
8,598,000円
差引額 [(1)-(2)]
402,000円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 903,202円
人件費・謝金 1,195,939円
旅費 3,080,570円
その他 3,418,759円
間接経費 0円
合計 8,598,470円

備考

備考
-

公開日・更新日

公開日
2015-05-20
更新日
-