インフルエンザ様疾患患時の異常行動の情報収集に関する研究

文献情報

文献番号
201203021A
報告書区分
総括
研究課題名
インフルエンザ様疾患患時の異常行動の情報収集に関する研究
課題番号
H24-地球規模-指定-001
研究年度
平成24(2012)年度
研究代表者(所属機関)
岡部 信彦(国立感染症研究所 感染症情報センター)
研究分担者(所属機関)
  • 宮崎千明(福岡市立西部療育センター)
  • 桃井真里子(自治医科大学小児科学)
  • 谷口清州(国立感染症研究所 感染症情報センター)
  • 大日康史(国立感染症研究所 感染症情報センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 地球規模保健課題推進研究(地球規模保健課題推進研究)
研究開始年度
平成24(2012)年度
研究終了予定年度
平成24(2012)年度
研究費
10,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
インフルエンザ様疾患罹患時に見られる異常行動についての実態把握の必要があり、2011/2012シーズンにおいて調査を行う。
研究方法
重度の異常行動に関する調査(重度調査)はすべての医療機関においての調査を依頼した。報告方法はインターネット又はFAXとした。
結果と考察
重度の異常な行動の発生状況について、従来同様にインフルエンザ罹患者における報告と概ね類似している。イナビル摂取後の飛び降りによる死亡例が一例あった。
結論
報告内容には、死亡例1例の他、飛び降りなど、結果として重大な事案が発生しかねない報告もあったことから、引き続きの対応が必要であると考えられた。

公開日・更新日

公開日
2013-05-28
更新日
-

研究報告書(PDF)

行政効果報告

文献番号
201203021C

成果

専門的・学術的観点からの成果
本研究の内容は、WHO、米国FDA,CDCに提供された。CDCとの意見交換を通じて論文を作成した。
臨床的観点からの成果
本研究の内容に基づいて注意喚起の通知が出され、異常行動による重篤な転帰の防止に貢献した。
ガイドライン等の開発
本研究は、2012年11月2日の厚生労働省安全調査会にて報告された。またその内容に基づいて注意喚起の通知が出された。
その他行政的観点からの成果
本研究は、2012年11月2日の厚生労働省安全調査会にて報告された。またその内容に基づいて注意喚起の通知が出された。
その他のインパクト
本研究の内容は、WHO、米国FDA,CDCに提供された。

発表件数

原著論文(和文)
0件
原著論文(英文等)
0件
その他論文(和文)
0件
その他論文(英文等)
0件
学会発表(国内学会)
0件
学会発表(国際学会等)
0件
その他成果(特許の出願)
0件
その他成果(特許の取得)
0件
その他成果(施策への反映)
0件
その他成果(普及・啓発活動)
0件

特許

主な原著論文20編(論文に厚生労働科学研究費の補助を受けたことが明記された論文に限る)

公開日・更新日

公開日
2013-06-03
更新日
-

収支報告書

文献番号
201203021Z