東日本大震災等の大災害と保健医療統計の分析・評価・推計に関する研究

文献情報

文献番号
201202008A
報告書区分
総括
研究課題名
東日本大震災等の大災害と保健医療統計の分析・評価・推計に関する研究
課題番号
H24-統計-一般(復興)-001
研究年度
平成24(2012)年度
研究代表者(所属機関)
橋本 修二(藤田保健衛生大学 医学部衛生学講座)
研究分担者(所属機関)
  • 村上 義孝(滋賀医科大学 社会医学講座医療統計学部門)
  • 川戸美由紀(藤田保健衛生大学 医学部衛生学講座)
  • 山縣然太朗(山梨大学大学院 医学工学総合研究部社会医学講座)
  • 坂田 清美(岩手医科大学 医学部衛生学公衆衛生学講座)
  • 鈴木 寿則(仙台白百合女子大学 人間学部健康栄養学科)
  • 尾島 俊之(浜松医科大学 健康社会医学講座)
  • 加藤 昌弘(愛知県 健康福祉部)
  • 林  正幸(福島県立医科大学 情報科学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 政策科学総合研究(統計情報総合研究)
研究開始年度
平成24(2012)年度
研究終了予定年度
平成26(2014)年度
研究費
11,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
東日本大震災等の大災害と保健医療統計の分析・評価・推計に関して、包括的に研究することを目的とした。大災害は東日本大震災を主要な対象とし、国内外の他の大災害を副次的対象(文献的検討が中心)とする。統計は患者調査、医療施設調査、人口動態統計をはじめ、保健医療関連統計全体を対象とする。
研究方法
研究の進め方としては、第1回研究班会議を平成24年8月に開催し、研究計画を具体化するとともに、研究課題に関する意見交換を行った。その後、各研究者が互いに連携しつつ研究を進め、必要に応じて会議を随時開催した。11月末に各研究課題の進捗状況を確認した。第2回研究班会議を平成25年1月に開催し、研究結果を議論した。その議論を踏まえて、各研究結果をまとめるとともに、全体を総括した。
結果と考察
本年度の研究成果としては、(1)~(8)の分担研究課題の研究報告とともに、(9)~(17)のその他の研究報告にまとめた。分担研究課題の報告としては、(1)大災害による統計への影響の分析(患者調査等)、(2) 大災害による統計への影響の分析(医療施設調査等)、(3)統計を用いた大災害による影響の分析(母子分野)、(4) 統計を用いた大災害による影響の分析(成人分野)、(5) 統計を用いた大災害による影響の分析(高齢者分野)、(6)統計を用いた大災害からの復興の分析(医療分野)、(7) 統計を用いた大災害からの復興の分析(保健分野)、(8)大災害と統計の情報の保存・提供であった。その他の研究報告としては、(9)大災害による統計への影響の分析―東日本大震災による統計への影響の整理―、(10)大災害による統計への影響の分析―国の統計関係者からの情報収集―、(11)大災害による統計への影響の分析―宮城県の統計関係者からの情報収集―、(12)大災害による統計への影響の分析―福島県の統計関係者からの情報収集―、(13)大震災による統計への影響の分析―過去の震災が与えた各種統計調査および各種疾患への影響に関する文献レビュー―、(14)東日本大震災前後の周産期に関する人口動態統計の分析、(15)東日本大震災等の大災害と保健医療統計の分析・評価・推計に関する研究―精神保健福祉分野―、(16)東日本大震災発生前後における要介護認定率の推移に関する研究―全国の市町村(介護保険制度の保険者)の比較―、(17)大災害による統計調査結果への影響の補正―補正方法の検討―であった。
結論
3年計画の初年度として、当初の研究計画に沿って、課題の探索、情報の収集と方法の検討等を行った。次年度の研究の本格実施に向けて、研究の準備がおおよそ完了したと考えられる。

公開日・更新日

公開日
2013-04-12
更新日
-

研究報告書(PDF)

収支報告書

文献番号
201202008Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
12,000,000円
(2)補助金確定額
12,000,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 6,750,717円
人件費・謝金 1,213,589円
旅費 1,863,060円
その他 1,178,522円
間接経費 1,000,000円
合計 12,005,888円

備考

備考
利息:203円
自己資金:5,685円

公開日・更新日

公開日
2015-05-27
更新日
-