免疫アレルギー疾患予防・治療研究に係る企画及び評価の今後の方向性の策定に関する研究

文献情報

文献番号
201126039A
報告書区分
総括
研究課題名
免疫アレルギー疾患予防・治療研究に係る企画及び評価の今後の方向性の策定に関する研究
課題番号
H23-免疫・指定-017
研究年度
平成23(2011)年度
研究代表者(所属機関)
秋山 一男(独立行政法人国立病院機構相模原病院 臨床研究センター)
研究分担者(所属機関)
  • 松井 利浩(独立行政法人国立病院機構相模原病院 臨床研究センター )
  • 長谷川 眞紀(独立行政法人国立病院機構相模原病院 臨床研究センター )
  • 宍戸 清一郎(東邦大学医学部小児腎臓学講座 小児泌尿器科)
  • 安酸 史子(福岡県立大学 看護学部)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 免疫アレルギー疾患等予防・治療研究
研究開始年度
平成23(2011)年度
研究終了予定年度
平成25(2013)年度
研究費
25,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業における長期的・中期的さらには危急的目標に対しての適切な研究課題の企画・評価を実施するための方向性を探り、研究の質の向上・維持を目的として、事務局業務を遂行するとともに、リウマチ・アレルギー疾患に関連する全方位的情報発信、アレルギー疾患の自己管理の指針となるべきマニュアルの作成及び患者自身における自己管理能力の開発とその評価・検証システムの構築を目的とする。
研究方法
1.免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業事務局機能の実施、2.免疫アレルギー疾患関連情報発信機能の実施、3.自己管理マニュアルの効果的な活用方法の検討、4.慢性疾患自己管理支援プログラムの評価研究と効果発現メカニズムの検討、を実施した。
結果と考察
事務局機能に関しては、本事業における研究が滞りなく進行し、報告会、報告書、カラーパンフレット刊行等、初期の計画はほぼ予定通りに達成できた。情報発信機能については、本年度は、特に重要な社会的事象が起きたこともあり、おおむね時宜に対応した情報発信はできたと思われるが、改訂が定期的に行われているアレルギー疾患関連ガイドラインについては、適宜ホームページの改訂が成されたが、リウマチ疾患ガイドラインについては、原本の改訂を含めて、今後の対応が必要である。アレルギー疾患自己管理マニュアルの作成とその効果の検証については、ガイドラインの改訂に伴い、セルフケアナビの改訂も逐次実施してきたが、その効果の検証は、まだ十分にはできていない点、今後の推進が必要である。日本型のセルフマネジメントプログラムの開発と効果の検証については、我が国初の試みでもあり、現在進行中であり、今後の推進と検証が必要である。本研究事業で得られた成果を活用することで、自己管理が向上し、アレルギー疾患のQOLの改善へと向かうことができることが期待される。
結論
免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業の効果的な遂行のための企画・評価・情報発信に加えて、自己管理支援のためのツールとしての患者向け自己管理マニュアルの作成、さらに自己管理に対しての患者自身のモチベーション向上のためのCDSMPの我が国への導入を図り、その効果の検証を行なった。

公開日・更新日

公開日
2012-06-07
更新日
-

収支報告書

文献番号
201126039Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
32,500,000円
(2)補助金確定額
32,500,000円
差引額 [(1)-(2)]
0円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 7,905,720円
人件費・謝金 3,154,000円
旅費 1,516,980円
その他 12,423,563円
間接経費 7,500,000円
合計 32,500,263円

備考

備考
収入を超える支出との差額の出所:利息97円、自己負担金263円

公開日・更新日

公開日
2015-06-30
更新日
-