更年期障害に対する加味逍遥散のプラセボ対照二重盲検群間比較試験

文献情報

文献番号
201120036A
報告書区分
総括
研究課題名
更年期障害に対する加味逍遥散のプラセボ対照二重盲検群間比較試験
課題番号
H22-循環器等(生習)・一般-014
研究年度
平成23(2011)年度
研究代表者(所属機関)
水沼 英樹(弘前大学 大学院医学研究科)
研究分担者(所属機関)
  • 吉村 泰典(慶應義塾大学)
  • 高松 潔(東京歯科大学 市川総合病院)
  • 櫻木 範明(北海道大学)
  • 苛原 稔(徳島大学)
  • 久保田 俊郎(東京医科歯科大学)
  • 林 邦彦(群馬大学)
  • 加瀬 義夫(株式会社ツムラ)
  • 武田 卓(近畿大学)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究
研究開始年度
平成22(2010)年度
研究終了予定年度
平成24(2012)年度
研究費
14,820,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
 漢方薬は副作用の少ない製剤として様々な症状緩和や治療を目的として多用されている。加味逍遥散は中枢の鎮静効果を有しているため、産婦人科領域では不定主訴を有する更年期女性の治療薬として広く用いられるようになっている。しかしながら、不定愁訴はプラセボ効果によっても反応するため、本剤の効果が製剤特有の効能なのかあるいはプラセボ効果によるものであるのか未だ明らかにされていない。そこで、本研究は多施設共同にて加味逍遥散の効果を無作為二重盲検法を用いて検証する事を目的とした。
研究方法
更年期障害を主訴に受診し、文章により同意の得られた40歳以上、60歳以下の症例に対し加味逍遥散およびそのプラセボを無作為に投与しその効果を評価する。投与器官は8週間とし、効果判定はSDS、STAI、SF-36、簡易更年期指数にて評価する。目的症例数は1群120例。
結果と考察
既に各施設で投薬が開始され症例の追跡を行っている。最終結果は平成24年度のキーオープン後に判明する予定。
結論
最終結果は平成24年度のキーオープン後に判明する予定

公開日・更新日

公開日
2015-10-13
更新日
-

収支報告書

文献番号
201120036Z