エイズ対策研究事業の企画と評価に関する研究

文献情報

文献番号
199700903A
報告書区分
総括
研究課題名
エイズ対策研究事業の企画と評価に関する研究
課題番号
-
研究年度
平成9(1997)年度
研究代表者(所属機関)
吉倉 廣(国立感染症研究所)
研究分担者(所属機関)
  • 河崎則之(国立療養所福井病院)
  • 栗村敬(大阪大学)
  • 島田馨(日本たばこ産業株式会社・東京専売病院)
  • 竹田美文(国立国際医療センター研究所)
  • 永井美之(東京大学医科学研究所)
  • 柳川洋(自治医科大学)
  • 山形操六(財団法人エイズ予防財団)
  • 山本直樹(東京医科歯科大学)
研究区分
厚生科学研究費補助金 先端的厚生科学研究分野 エイズ対策研究事業
研究開始年度
平成9(1997)年度
研究終了予定年度
-
研究費
20,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
世界で医学的にも社会的にも問題となっているエイズを克服することは現在の医学研究者の使命である。この為には、基礎研究、臨床研究、さらには、社会医学的研究と幅の広い分野において、限られた研究リソースを有効に使い成果をあげなければ成らない。この為、エイズ研究の専門家からなる委員会を設け、研究費配分と研究成果評価を正に行うことが必須である。
研究方法
エイズ研究の専門家である主任研究者と分担研究者とを委員とする委員会を(以下「専門委員会」という。)組織し、1)研究者の選考及び研究費の配分額の決定、2)研究組織の設定、及び3)研究成果の評価を行うが、専門委員会の下に第一線の研究者等からなる評価小委員会を設け、第一次評価を行った。そのため、専門委員と評価小委員はそれぞれの専門分野の最新の知見の収集を行った。
結果と考察
1)平成9年度分の応募課題の評価を行い、重点課題7、奨励課題21に絞り込んだ。2)平成10年度エイズ対策研究事業における課題採択方針(案)を策定した。3)平成10年度の継続研究課題の中間評価を行ったところ、すべて適切に進められていた。4)平成10年度分の新規応募課題の評価を行って2課題に絞り込んだ。
結論
エイズ対策研究事業を実施するため、適切な課題の設定、最適な研究者の選考、厚生な研究費の配分、そして厳密な研究成果の評価を実施することができた。

公開日・更新日

公開日
-
更新日
-

研究報告書(紙媒体)