エイズ対策研究事業の企画と評価に関する研究

文献情報

文献番号
201029023A
報告書区分
総括
研究課題名
エイズ対策研究事業の企画と評価に関する研究
課題番号
H21-エイズ・一般-016
研究年度
平成22(2010)年度
研究代表者(所属機関)
木村 哲(東京逓信病院)
研究分担者(所属機関)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 エイズ対策研究
研究開始年度
平成21(2009)年度
研究終了予定年度
平成23(2011)年度
研究費
6,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
本研究は、エイズ対策研究事業として必要な研究課題等につき検討・企画すると共に、行われている研究の評価の支援と調整を行い、エイズ対策研究事業が適正且つ円滑・効率的に実施されるようコーディネイトすることを目的としている。
研究方法
主として以下の項目を実施する。1)世界のHIV研究の動向や、有識者の意見を参考に日本における研究と施策の方向性を検討し、次年度の新規課題等につき提案する。2)6月にエイズ対策研究事業研究代表者会議(研究計画ヒアリング会)を開き、各研究課題の相補性と方向性を吟味する。各研究班に関する評価委員のコメントに対する研究代表者の対応策を確認する。3)2月に研究成果発表会を開き評価委員による評価の取りまとめを支援する。4)適正かつ効率的な評価方法を検討する。5)全研究班の成果の抄録集を作成し配布する。6)血友病患者等におけるHIV/HCV重症者等に関する医療連携・支援体制を構築するために合同会議を開催する。
結果と考察
1)エイズ対策研究事業の今後の方向性、研究成果の評価方法に関する意見を収集し、提案を行った。特に新たなMSM研究班の立ち上げ、医療機関における検査の促進が重要である事を提案した。2)評価委員の専門性を重視した評価の分担案を作成した。3)研究代表者会議(研究計画ヒアリング会)を開催・運営した。4)研究成果発表会を開催・運営した。5)全課題の研究成果を収録した抄録集を作成・配布した。6)事前評価委員会、中間・事後評価委員会の開催を支援した。7)海外では治療開始時期が一段と早くなってきている。このような情報を極力早期に収集し、学会や研究会を通じ広く日本の医療界に紹介した。8)他事業の研究班も交えた「合同会議」を二回開催し、HIV/HCV重複感染者への医療連携・支援体制をスタートさせた。
結論
本研究はスケジュール通りに順調に進められた。1) 年度初めより有識者等の意見を参考にエイズ対策研究事業の今後の研究の方向性を検討し、新規課題等を提案した。2) 評価の分担制を導入し、事前評価及び中間・事後評価の担当割り振り案を作成した。評価委員会の開催を支援した。3)研究代表者会議(研究計画ヒアリング会)および研究成果発表会を開催した。4)全研究課題の研究成果報告抄録集を作成した。5) 合同会議を二回開催した。

公開日・更新日

公開日
2014-05-26
更新日
-

収支報告書

文献番号
201029023Z
報告年月日

収入

(1)補助金交付額
6,000,000円
(2)補助金確定額
4,999,000円
差引額 [(1)-(2)]
1,001,000円

支出

研究費 (内訳) 直接研究費 物品費 0円
人件費・謝金 0円
旅費 0円
その他 0円
間接経費 0円
合計 0円

備考

備考
-

公開日・更新日

公開日
2017-10-26
更新日
-