文献情報
文献番号
202502003A
報告書区分
総括
研究課題名
傷病統計におけるNDBデータの利用可能性の検証に関する研究
研究課題名(英字)
-
課題番号
24AB1002
研究年度
令和7(2025)年度
研究代表者(所属機関)
川戸 美由紀(国立保健医療科学院 疫学・統計研究部)
研究分担者(所属機関)
- 村上 義孝(東邦大学 医学部医学科社会医学講座医療統計学分野)
- 三重野 牧子(自治医科大学 情報センター)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 行政政策研究分野 政策科学総合研究(統計情報総合研究)
研究開始年度
令和6(2024)年度
研究終了予定年度
令和7(2025)年度
研究費
2,628,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
傷病統計におけるNDBデータの利用可能性を検証するとともに、NDBデータの利用の提言を行う。
研究方法
研究の進め方として、第1回研究班会議(令和7年5月)で検討課題に関する意見交換を行った。その後、各研究者が互いに密に連携しつつ研究を進め、必要に応じて会議を随時開催した。9月末に各検討課題の進捗状況を確認した。第2回研究班会議(令和8年1月)で研究結果を議論した。その議論を踏まえて、各検討課題の研究結果をまとめるとともに、研究結果を総括した。
結果と考察
本年度は2年計画の最終年度として、昨年度のNDBデータの集計方法の検討、NDBデータと患者調査データの利用申請・許可・入手などの準備を経て研究を進めた。NDBサンプリングデータセットと患者調査の2014・2017・2020・2023年の各10月データを用いて検証した結果、NDBデータに基づく1日平均患者数は患者調査の推計患者数との一致状況から、傷病量として一定の妥当性を有することが示された。NDBデータによる医科医療費の動向調査の2018~2024年の月別データを用いて検証した結果、NDBデータに基づく1日平均患者数は年と月による統計モデルからの誤差変動が小さく、傷病量として信頼性が高いと示され、また、年次推移、月間変動と異常変動(COVID-19の影響を含む)に係る情報が得られ、有用性が高いと示された。これらのNDBデータの利用可能性に関する研究結果、NDBデータの集計方法に関する研究結果、および、いくつかの関係資料(傷病情報を有する公的統計調査を含む)の収集・整理の研究結果から、本研究班構成員の議論を通して「傷病統計としてのNDB利用への提言」と「傷病統計としての患者調査への提言」をまとめた。以上より、研究目的が達成されたといえる。
結論
NDBデータに基づく傷病量の信頼性、妥当性と有用性を検証するとともに、NDBデータの利用の提言(患者調査に係る提言を含む)をまとめた。
公開日・更新日
公開日
2026-06-29
更新日
-