文献情報
文献番号
199700767A
報告書区分
総括
研究課題名
高度先端医療(人工血液)研究事業の企画と評価に関する研究
課題番号
-
研究年度
平成9(1997)年度
研究代表者(所属機関)
寺尾 允男(国立医薬品食品衛生研究所)
研究分担者(所属機関)
- 浅野茂隆(東京大学医科学研究所付属病院院長)
- 草刈隆(日本赤十字社)
- 邉見弘(国立病院東京災害医療センター)
- 幕内雅敏(東京大学医学部)
- 矢田純一(東京医科歯科大学医学部)
- 湯浅晋治(順天堂大学医学部)
研究区分
厚生科学研究費補助金 先端的厚生科学研究分野 高度先端医療研究事業(人工血液開発研究分野)
研究開始年度
平成9(1997)年度
研究終了予定年度
-
研究費
20,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
諸外国の高度先端医療(人工血液)研究に負けない高度先端医療(人工血液)研究を実施するには、適切な課題の設定、最適な研究者の選考、公正な研究費の配分、そして厳密な研究成果の評価が必要不可欠であり、高度先端医療(人工血液)研究の専門 家等からなる委員会でこれらを評価・採択(案)の 策定を行った。
研究方法
高度先端医療(人工血液)研究の専門家である主任研究者と分担研究者を委員とする委員会(以下「専門委員会」という)を組織し、1)研究者の選考及び研究費の配分額の決定、2)研究課題の設定、3)研究成果の評価を行うが、専門委員会の下に第一線の研究者等からなる評価小委員会(学識経験者14名+行政関係者5名)を設け、第一次評価を行う。そのため、専門委員と評価小委はそれぞれの専門分野の最新の知見の収集を行う。具体的には、 7月 評価小委員による研究計画書第一次評価第1回専門委員会(第二次評価、研究課題採択案の作成)、 2月 専門委員会による研究報告書(抄録)第一次書面評価、第2回専門委員会(面接による第二評価)、 3月 専門委員による次年度研究計画書第一次評価、第2回専門委員会(次年研究課題採択案の作成)。また、専門委員等により厚生科学研究費補助金(高度先端医療(人工血液)研究事業)の交付を受けた施設等を調査し、研究成果の評価を行う。
結果と考察
結果=高度先端医療(人工血液)研究の専門家7名と行政官4名からなる専門委員会ならびに専門家6名と行政官5名からなる評価小委員会を設けた。平成9年7月初旬、評価小委員会によって平成9年度の申請課題17題の評点作業(研究計画書第一次書面評価)を行い、専門家点順位、行政官順位、総合点順位をつけた。同年7月30日第1回専門委員会を開催し(第二次書面評価)評点順位に基づき5課題3億5千万円の研究課題採択案、配分額案を決定した。平成10年2月9日早稲田大学実地調査、同年10年2月19日慶応義塾大学実地調査等を行い、平成10年2月初旬、専門委員によって平成9年 度採択の継続課題の書面評価(第一次書面評価)を行い同年2月27日第2回専門委員会を開催し、5課題のヒアリングを実施し、その結果に基づき専門委員会による平成9年度採択の継続課題中間評価について審議した。平成10年3月初旬、専門委員によって平成10年度の新規申請課題の書面評価(第一次書面評価)を行い、同3月30日第3回専門委員会を開催し、これら継続課題中間評価結果及び新規申請課題をあわせた評点結果をもとにして慎重な審議を行い、採択の優先順位をつけ平成10年度研究課題採択案(10課題)、配分額案(3億7千万円)を決定した。
結論
公開日・更新日
公開日
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更新日
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