高度先端医療研究(治療機器等開発研究分野)事業の企画と評価に関する研究

文献情報

文献番号
199700760A
報告書区分
総括
研究課題名
高度先端医療研究(治療機器等開発研究分野)事業の企画と評価に関する研究
課題番号
-
研究年度
平成9(1997)年度
研究代表者(所属機関)
菊池 晴彦(国立循環器病センター)
研究分担者(所属機関)
  • 山口武典(国立循環器病センター)
  • 長谷川慧重((財)医療機器センター)
  • 桜井靖久(東京女子医科大学医用工学研究施設)
  • 藤正厳(埼玉大学大学院政策科学研究科)
  • 小柳仁(東京女子医科大学循環器外科)
  • 内山明彦(早稲田大学理工学部電子通信学科)
  • 福井康裕(東京電機大学理工学部応用電子工学)
  • 堀原一(筑波大学)
  • 榊原欣作(名古屋大学)
研究区分
厚生科学研究費補助金 先端的厚生科学研究分野 高度先端医療研究事業(治療機器等開発研究分野)
研究開始年度
平成9(1997)年度
研究終了予定年度
平成10(1998)年度
研究費
12,000,000円
研究者交替、所属機関変更
-

研究報告書(概要版)

研究目的
治療機器等開発研究をはじめとした高度先端医療研究の専門家からなる専門委員会ならびに評価小委員会を設けて、厳正なる事前評価・中間評価を行うことで、公平・公正なる研究者の選考・研究費の配分を行う。
研究方法
治療機器等開発研究をはじめとする高度先端医療研究の専門家である主任研究者と分担研究者を委員とする委員会(以下「専門委員会」という)を組織し1)研究者の選考及び研究費の配分額の決定、2)研究課題の設定、3)研究成果の評価を行うが専門委員会の下に第一線の研究者等からなる評価小委員会(学識経験者11名+行政関係者5名)を設け、第一次評価を行う。具体的には7月、評価小委員会による研究計画書評価第1回専門委員会(研究課題採択案の作成)12月、評価小委員会による研究報告書(抄録)第一次評価。1月、第2回専門委員会(公募研究課題案の作成)。3月、評価小委員会による次年研究計画書第一次評価、第三回専門委員会(次年度研究課題採択案の作成)。また、専門委員等により厚生科学研究費補助金高度先端医療研究(治療機器等開発研究分野)事業の交付を受けた施設を調査し、研究成果の評価を行う。
結果と考察
治療機器等開発研究をはじめとした高度先端医療研究の専門家10名と行政官4名からなる専門委員会並びに専門家11名と行政官3名からなる評価小委員会を設けた。平成9年7月初旬、評価小委員会委員によって平成9年度の申請課題110題の評点作業を行い、専門家点順位、行政官点順位、総合点順位をつけた。同7月29日、専門委員会を開催し、評点順位に基づき15題を第1次採択課題とすることに承認を得たのち、課題毎に採択優先順位並びに配分額について審議し、5課題2億4975万円の研究課題採択案、配分額案を決定した。同11月10日、専門委員会を開催、専門家より事前に提案された平成10年度の新規公募研究課題の内容について説明を受けた後審議し、平成10年度公募研究課題案を1.人工臓器・人工組織の開発に関する研究。2.医療の効率化に資する診療支援機器の開発に関する研究(低侵襲治療機器又はQOLの向上につながる治療機器の開発に関する研究、治療指針決定のための支援機器開発に関する研究)とした。平成10年3月初旬、評価小委員会委員によって平成10年度の申請課題62課題の評点作業を行い、総合点、順位等から上位11課題を選出、ヒアリング対象課題とした。同3月23日、専門委員会を開催、11課題のヒアリングに基づき専門委員会による評価を実施した。この評点結果を基にして慎重な審議を行い、採択の優先順位をつけた。また平成9年度採択の継続課題の中間評価についても審議した。これらの審議結果から、平成10年度の新規採択課題案(6課題)、配分額案(平成9年度継続課題2億2752万5千円、平成10年度新規課題1億1472万5千円、計3億4225万円)を決定した。
結論

公開日・更新日

公開日
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更新日
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研究報告書(紙媒体)