文献情報
文献番号
200939020A
報告書区分
総括
研究課題名
国際食品規格の策定プロセスに関する研究
課題番号
H20-食品・一般-002
研究年度
平成21(2009)年度
研究代表者(所属機関)
里村 一成(京都大学 医学部公衆衛生学)
研究分担者(所属機関)
- 今村 知明(奈良県立医科大学 健康政策医学講座)
- 小池 創一(東京大学 医学部附属病院企画情報運営部)
- 高谷 幸(社団法人日本食品衛生協会事業部)
- 豊福 肇(国立保健医療科学院研修企画部 )
- 西渕 光昭(京都大学東南アジア研究所)
- 山田 和彦(国立健康・栄養研究所)
研究区分
厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 食品の安心・安全確保推進研究
研究開始年度
平成20(2008)年度
研究終了予定年度
平成22(2010)年度
研究費
18,200,000円
研究者交替、所属機関変更
-
研究報告書(概要版)
研究目的
コーデックス委員会の各部会におけるこれまでの議論の内容、諸外国のポジション、日本政府の取った対応、関連資料等を収集・整理・分析し、必要な情報を迅速かつ簡便に提供できるモデルを構築して提案する。
研究方法
会議に参加し、会議の情報収集とともに、公表されている文書を整理して必要な事項を得た。
結果と考察
栄養・特殊用途食品部会の概要
1.近年の作業完了議題と経緯
(1)ビタミン及びミネラルフードサプリメントのガイドライン案
(2)乳児および年少幼児用の穀物を主原料とする加工食品規格の改正案
(3)乳幼児調整乳および特種医療用調整乳規格
等についてまとめた
食品表示部会(CCFL)の作業と今後のアクション
1) コーデックス規格案における表示事項の検討(みその規格、さご椰子粉の規格、ジャム・ゼリー・マーマレードの規格、野菜缶詰の規格、(野菜缶詰の種類ごとに特有の付属文書原案)
2) コーデックス規格案における表示事項の検討任意又は義務的に常に表示される栄養成分リストに関する栄養表示ガイドライン改訂案
3) 栄養表示の読みやすさについての基準・原則提案
等についてまとめた
遺伝子組換え/遺伝子操作技術由来食品及び原材料の表示
1993年以降、遺伝子組換え/遺伝子操作技術由来食品及び原材料の表示に関するガイドライン策定について議論が行われているが、合意は得られていない。今回も、意見が分かれたが、作業の継続に多くの支持があり、議論の継続が合意された。
食品衛生部会(CCFH):鶏肉中のカンピロバクターとサルモネラ属菌とリスク管理文書をまとめた
魚介類におけるビブリオ属菌の管理に関する衛生規範の策定プロセスに関する研究
.地球規模の温暖化 、.健康食嗜好の拡大、.新型腸炎ビブリオクローンの出現とその感染症の世界的大流行(1996 ? 現在)等により WHO/FAO主導による魚介類中の病原性ビブリオ属細菌のリスクアセスメントが実施され、議長国として衛生規範の原案を策定した。
1.近年の作業完了議題と経緯
(1)ビタミン及びミネラルフードサプリメントのガイドライン案
(2)乳児および年少幼児用の穀物を主原料とする加工食品規格の改正案
(3)乳幼児調整乳および特種医療用調整乳規格
等についてまとめた
食品表示部会(CCFL)の作業と今後のアクション
1) コーデックス規格案における表示事項の検討(みその規格、さご椰子粉の規格、ジャム・ゼリー・マーマレードの規格、野菜缶詰の規格、(野菜缶詰の種類ごとに特有の付属文書原案)
2) コーデックス規格案における表示事項の検討任意又は義務的に常に表示される栄養成分リストに関する栄養表示ガイドライン改訂案
3) 栄養表示の読みやすさについての基準・原則提案
等についてまとめた
遺伝子組換え/遺伝子操作技術由来食品及び原材料の表示
1993年以降、遺伝子組換え/遺伝子操作技術由来食品及び原材料の表示に関するガイドライン策定について議論が行われているが、合意は得られていない。今回も、意見が分かれたが、作業の継続に多くの支持があり、議論の継続が合意された。
食品衛生部会(CCFH):鶏肉中のカンピロバクターとサルモネラ属菌とリスク管理文書をまとめた
魚介類におけるビブリオ属菌の管理に関する衛生規範の策定プロセスに関する研究
.地球規模の温暖化 、.健康食嗜好の拡大、.新型腸炎ビブリオクローンの出現とその感染症の世界的大流行(1996 ? 現在)等により WHO/FAO主導による魚介類中の病原性ビブリオ属細菌のリスクアセスメントが実施され、議長国として衛生規範の原案を策定した。
結論
今後も継続的に情報を収集していく必要があると考えられた。
公開日・更新日
公開日
2010-05-12
更新日
-